向回路

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20051010

2005/10/09(Sun) 天皇杯3回戦 (西京極)
京都パープルサンガ 3-0 FC琉球
<得点>
(京)田原、冨田×2

 昨年から開催方式が変更された天皇杯、J2勢は3回戦からの登場。

 サンガの相手は、Kyuリーグで2位、地域リーグ決勝大会へ駒を進めたFC琉球。
 サンガ的には、96年に監督代行を務め、その後もKBS「エキサイティングJ!」で解説を務めていた与那城ジョージ監督、そしてなんといっても96〜98年在籍、当時の背番号「11」の藤吉信次。1・2回戦でも連続ゴールを決めており、ここ西京極でも活躍することが出来るか。

 今日のサンガは、5日鳥栖戦のスタメンは全てお休み、ほぼサテライトで構成されており、来季への生き残りをかけた勝負の試合。
 去年の3回戦は11-2で大勝しており、少し期待してしまうところもあるが…


 さて、天皇杯は普段のJリーグとは主催も違い(都道府県サッカー協会)、電光掲示やアナウンスも異なっており、それがまた普段と違う雰囲気をかもし出している…のだが、どうもグダグダ。
 電光掲示板はいきなり消えるわスタメン紹介が微妙だわアナウンスの音が小さすぎるわ。


 観客2000人に満たない中キックオフ
。  が、前半はほぼ琉球ペース。決定的なシーンは多くないものの、ほとんどゲームを支配しており、特に藤吉&永井の元Jコンビであわやの場面を作られる。
 23分に田原のゴールでサンガ先制。がその後畳み掛けることも出来ず…前半シュート数4本に表われておりますなあ。

 後半は琉球のラフプレイが目立ち始め、累積警告・一発レッドで2人退場(といっても最初の退場判定は微妙)、そこでやっとサンガが攻め続ける…のだが、決定力が悪すぎる。
 冨田の2ゴールはあったものの、田原はフリーで打った4本ほどのシュートがいずれも枠に飛ばず、ゴール裏からは野次の嵐。
 後半だけで15本もシュートがあったはずなのだが…


 と、試合内容はとても及第点を付けられるものではなかった。
 まあサテライトだし、とは思うが、そのサテライトは来季への生き残りで尻に火が付いているはずなのではなかろうか。
 今月末のサテライトリーグ最終戦でどれだけアピールできるでしょうか。


 試合終了後、ゴール裏のコールに答えて藤吉登場、ハイタッチまでしてくれて、なんてファンサービスのいいヤツなんだ。藤吉見れただけでも1000円(普段の2倍の入場料)払った価値アリ。
 1時間も出待ちしてサイン貰っちゃったよ。
 地域リーグ決勝でも頑張れ。来年はJFLで、また京都に。


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