向回路

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20051205

2005/12/03(Sat) J2第44節 (西京極)
京都パープルサンガ 1-2 ヴァンフォーレ甲府
<得点>
(京)田原
(甲)長谷川、アライール

 勝ち点100まであと3。2005J2最終戦の相手は3位争い真っ只中の甲府。甲府にとっては、勝利は必須で仙台の結果待ち。当然モチベーションは高いが、こちらもJ2王者の力を見せてやりたい。


 天気予報は雨から曇と変わり、なんとか天気は持った西京極。
 「前売り半額キャンペーン」で西京極を満員にして、来たる(はずの)新スタジアムへの弾みにしたい…が、何だこの寒さ。しかも小雨が振り出す始末。
 が、その小雨がもたらしたものは北の空にかかる大きな虹。J1昇格が決まった水戸戦でも虹が架かっただけに、縁起がいい。

 今日のチアは、4大学が合同。大学メドレーや合同での演技は圧巻。このクソ寒い中実に頑張っている。偉い。


 さて、試合内容は…
 前節は仙台相手に貫禄の試合運びを見せたサンガだったが、今日はどうもこうもダメ。  ゴール前でのリカルドのミスパスでバレーにやられかけるは(シュート2本弾いたGK西村は神)加藤もドリブルにいつもの切れがないわ、全てがうまくいかない。
 そんな中、加藤のCKを田原が頭で合わせてサンガ先制。流れが悪い中でもセットプレー一発で得点できるのはさすが。
 しかし、またもやディフェンスのミスから長谷川にドリブルで持ち込まれてそのままゴール、同点。
 後半にはFKからアライールに合わされて逆転。
 そして迎えたロスタイム、途中交代の小原がペナルティエリア(付近)で倒され、審判の判定はPKレッドカード退場、盛り上がるサンガゴール裏。
 しかしそれでは収まらない甲府が猛抗議、どつき合いの開始で双方に乱れ飛ぶイエローカード。
 だが…副審と協議した審判は改めてPK…じゃなくてFKを指示!おい!一回出した判定をあっさり変えるな!
 こうして得てしまったFKを蹴るはスペシャリスト鈴木悟。狙い済まして蹴ったボールは…ポストに弾かれる!
 そして終了。最後の最後でこんな終わり方かよ!!


 と、雰囲気のものすごい悪い西京極で唯一盛り上がるアウェイゴール裏。そう、仙台引き分け。甲府が入れ替え戦の切符を手に入れたのだ。
 まあ甲府には頑張っていただきたいもの。同じ盆地仲間として。

 まあ、家に帰ってビデオで確認してみると、確かに倒された場所はペナルティエリアの外で、FKの判定は正しかったわけだけど、現場では何が何だか。J1ではもっとマシな審判希望…


 さて、気分を取り直してファイナルセレモニー。
 知事や副市長の挨拶、社長に監督、稲盛名誉会長(!)のありがたいお話に加え、「サッカー専用スタジアムを真剣に議論していただきたい!」発言も飛び出す。しかし実に寒い。
 「1、2、サンガ!」で鏡割り、そしてお茶で乾杯。さすが京都(でも配られたお茶には静岡産も含まれていたという)。
 サンクスウォークでスタジアム1周、ゴール裏で紙テープを投げ込んで記念撮影。


 さあ、来年からはいよいよJ1。
 再びJ2に落ちる事の無いよう、まずは残留、そして中位から優勝争いの出来るチームへ、一歩ずつ前進して欲しい。
 サポーターはいつでも応援している。



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