向回路

Last Modified
20060225

2006/02/19(Sun)
2006京都スポーツスペシャル もっと元気に京都のスポーツ!〜がんばろう パープルサンガとともに〜(西京極)
第1試合
京都パープルサンガ 1-2 佐川印刷SC
<得点>
(京)星大輔
(印)桜井鐘吾、福島悟

 金曜日に鹿児島キャンプを打ち上げたサンガ。練習試合の成績は3勝1敗、うちJ1相手には2勝。といっても、相手は新監督の下新しい体制がスタートしたチームだけあって、昨年から継続した体制のサンガが有利ではあったか。
 しかし、今日の2試合目の相手、セレッソ大阪も引き続き小林体制。そしてなんといっても最後の最後まで優勝を争ったチーム。果たしてサンガの仕上がり具合は…

 このプレシーズンマッチ、共催に京都府・京都市体育協会が連ねており、「京都スポーツ界活性化の起爆剤に」ということで開催となったもの。西京極でのプレシーズンマッチ開催も、1997年以来実に9年ぶり。
 当初はサンガ・佐川印刷と、J1優勝チームガンバ大阪を呼ぶつもりだったらしいが、都合があわずセレッソ大阪になったとのこと(佐川印刷社長談)。


 さて、1試合目は10:45KICK OFF、相手は昨期JFL11位の佐川印刷SC。すっかりチームの中心となった大槻紘士に加え、村尾雅人、桜井鐘吾、小寺一生と4名のサンガユース出身者。平井&小原の生き残り組みを加えて、「サンガユース同窓会」的な側面も。
 対するサンガはサテライト組中心。去年はトップとサテライトの力の差が感じられたものの、J2優勝決定後の試合では結果を出してくれた。

 前半は0-0で折り返すが、流れは印刷。もちろん印刷はアマなので、一つ一つのプレーでは雑な面が見られ、クロス・サイドチェンジの失敗があるものの、それを上回るくらいの勢いがサンガサテライトを飲み込む。
 そして29分、サンガユース出身、今期グルージャ盛岡から新加入の桜井が決めて印刷先制。
 が、その2分後、池松のクロスを星が押し込んで同点。なんとかプロの面目を…
 しかし42分、左から見事なシュートが決まって印刷勝ち越し。そのまま1-2で終了。

 アマチュア相手だけに、負けてはいけない試合、しかも今後トップチームに上がる為にはぜひともアピールをしなければならなかっただけに、この結果はいただけません。
 終了後、ゴール裏に挨拶に来なかったことに対してもブーイングが飛んでいたり。もちろん、直後にあるオープニングセレモニーの準備があるのは分かるが… スタッフに戻って来い、と呼ばれて選手も戸惑っていたみたいですが。
 にしても印刷サポさん、お疲れダイナマイト。私も数試合は印刷の試合を見に行くつもりです。


第2試合
京都パープルサンガ 0-2 セレッソ大阪
<得点>
(C)西澤明訓×2

 山田府知事「野球は阪神に任せておけばいいですが、サッカーでは大阪に負けるわけにはいきません!」とのスピーチも飛び出たオープニングセレモニー。
 新選手挨拶は、高卒田村がカミカミ、それを受けてキャプテン中払もわざとカミカミ「ごめん、やっちゃった!」


 ケガのため、三上・アレモンは不出場だが、それ以外はベストメンバー。
 第1試合で不甲斐ないサテライトを見ていたこともあって、さすがトップチーム、質の高いプレイを見せてくれる。特に右サイドを駆け上がる加藤大志にはかなりの可能性を感じたり。
 が、その反面右の守備が… 1失点目も、右を古橋に崩されて中央の西澤に決められたもの。CKからの2失点目はセットプレーだったので仕方ない面もあるが(いや、それでも守らないと…)。

 しかし、やはりJ1セレッソ大阪、これまでの相手とは格が違う。
 特に個人の能力の高さ。守備面では、ゴール前まで運んでいっても、最後の最後で必ずクリアされ、攻撃ではほぼ100%のサイドチェンジ。
 もちろんサンガも悪すぎるというわけではなかったが、開幕まであと2週間、この試合で明確となった課題を、きっちりと修正していってほしいもの。




Copyright © 2004-2005 k-ism All Rights Reserved. inserted by FC2 system