向回路

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20060318

2006/03/18(Sat) J1第3節 (ヤマハ)
ジュビロ磐田 1-1 京都パープルサンガ
<得点>
(磐)西紀寛
(京)パウリーニョ

 18きっぷで再び遠征。今回の相手はリーグ戦通算1勝13敗と恐ろしく相性の悪いジュビロ磐田。その1勝も、相手が2人退場してやっとのもの。
 チーム状態が悪い今、ここでいい試合が出来れば今後の弾みになる。

 磐田駅で東海道線を降りると、駅前広場にはジュビロのマスコットが。
 「Welcome to Iwata-city, Hometown of Jubilo」、磐田はジュビロの町。
 シャトルバスでスタジアムへ向かうが、車窓に広がるはヤマハの工場群。企業城下町です。
 ヤマハスタジアムも、ヤマハの一連の施設内にあり、駐車場も完備(まあそのせいで試合終了後は恐ろしい渋滞になるのだが)。
 スタジアムはもちろん球技専用スタジアム、ピッチと客席が近く、西京極では味わうことの出来ない臨場感。まあそれだけボールがスタンドにボンボン飛び込んでくるので一瞬たりとも気が抜けないのだが。
 各ゴール裏は立見席。以前の万博のような不親切な芝生席などではなく、ちゃんと柵もあって観戦しやすい。
 が、あいにくの空模様。雨が…


 さて、本日のサンガスタメンは、これまで散々崩されてきたDF右サイドにテコ入れ、鈴木和裕→大久保裕樹。
 これまで2試合とも開始直後に失点していただけに、今日は慎重な立ち上がり。
 時折田原を起点にパウリーニョが抜け出しもするが、いずれもオフサイドに。
 とは言え試合の流れはジュビロ。1対1も強く、かなり攻め込まれもするが、相手の決定力不足とGK平井の活躍で前半はスコアレスで折り返し。
 これまでが前半3失点、2失点だっただけに、無失点で後半を迎えられるのは大きい!今日はイケるんじゃないか!?

 しかしそこはジュビロ。後半9分に左サイドから流れるようにパスをつながれ、右に折り返したところを西に決められて先制を許す。
 が、今日のサンガはそこで崩れなかった。ケガから復帰のアレモン、渡辺大剛、林を投入してさらに攻めの体制へ。
 そしてラスト10分の怒涛の攻撃。43分のあわや!という大剛のシュートは日本代表GK川口にあと一歩でかき出される…
 迎えたロスタイム、表示された3分も過ぎ、これでラストプレイ…というところで! 林の胸トラップからパウリーニョの右足一閃!


 結果としては引き分け、勝ち点1だが、このチーム状況の中、特に磐田から勝ち点を奪えたというのは非常に大きい。
 追いつかれる形ではなく、しかもロスタイムに追いつくという形、今後の戦いに希望が持てる結果だった。
 とはいえ、この結果は相手の決定力不足(特にカレン)に助けられた部分も大きい。が、そういう運も実力のうち?
 次はホームに広島を迎える。この流れを断ち切らないためにも、いい内容で初勝利を!



 最後に一言。

 やれば出来るやん!!
 去年の3月の鳥栖スタ以来、久々に興奮した。



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