向回路

Last Modified
20060402

2006/04/02(Sun) J1第6節 (西京極)
京都パープルサンガ 2-1 アビスパ福岡
<得点>
(京)林丈統、美尾敦
(福)田中佑昌

 天気予報は雨。試合前には上がったものの、観客動員にはモロに響き、3,670人。なんとか水曜のナビスコよりは多かったが…

 本日対するは、同じく昇格組のアビスパ福岡。サンガと同じく未勝利だが、4分1敗と負けないサッカーをしている。が、怪我人が多数の様で。
 サンガスタメンには、鈴木悟怪我(全治6ヶ月…)のため、鷲田がJ初出場、そしてめずらしく前をいじって右に中払、左に美尾、そしてFWに林アレモンパウリーニョの3トップ(実際はボックス型の中盤)。この采配、当たるか否か。

 アビスパボールでキックオフ。ゴール裏の応援歌も、いつもの「FORZA京都」ではなく「VAMO京都」から入る気合の入れよう。
 17分、児玉のちゃんとボールに足が行っているタックルに対してファウル判定(明らかに誤審)、それに抗議したリカルドに警告。もったいない。そしてこれが後に響くことに…
 20分過ぎから、それまでなんとか持っていた空が急変、突然の豪雨。しかも横殴り。ピッチもあっという間に水浸しになり、以後転ぶわ転ぶわでサッカーにならない状態。
 そんな前半を0-0で何とかしのぎきる。

 雨も小降りになった後半早々3分、セカンドボールを拾った斉藤からアレモンのクロスに林が苦手なヘッドで飛び込んでサンガ先制!
 とたんに動きが良くなりイケイケ状態になるが、その直後8分、リカルドに2枚目のイエローで退場… 再び降りだす雨…
 パウリーニョを下げてJ1デビュー登尾を投入、残り37分を10人vs11人で戦うことに。
 しかし、この逆境の中、25分に美尾が低い弾道のFKで追加点!スリッピーなピッチを利用した上手いシュート。
 直後、クリアボールを拾ったアレモンがPKゲット、これを自分自身で決めて楽になれるか!と思いきやポストに当てて外した!まだアレモンにPKは早かったか!
 30分にはGK平井が弾いた所に詰められて逆にアビスパに1点返されてしまう。
 一気に流れはアビスパに。サンガは防戦一方。雨霰と浴びせられるクロス、シュート。
 それを耐え抜き、ロスタイムにはシミュレーションで福岡アレックスが退場、ついに2006J1初勝利!


 まあチーム状態が悪いアビスパ相手に負けるようでは、残留戦線生き残れない。
 今日が新たなスタート、勝利に驕る事無く、次以降に繋げていきたい。
 チームが好調だと、西京極に来てくれる人も増えるはず。現状J2の昨年以下の観客数。チームをより後押しするため、まずは西京極を満員に。


 強雨にも負けず、京都にも春が。桜咲く。


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