向回路

Last Modified
20060410

2006/04/08(Sat) J1第7節 (豊田ス)
名古屋グランパスエイト 1-1 京都パープルサンガ
<得点>
(名)中村直志
(京)パウリーニョ

 春の18きっぷ期間最後の遠征は愛知県、豊田スタジアム。
 リーグ戦での対名古屋の成績は5勝1分8敗だが、アウェイに限ると4勝1分2敗と相性が良く、さらに豊田スタジアムに限ると1勝1分(天皇杯含む)と負けていない。
 その豊田スタジアム、最寄り駅の愛知環状鉄道新豊田駅、名鉄豊田市駅からは徒歩で東へ一直線20分くらい。バスもあるが、この程度は歩ける距離。
 川を渡ると、広大な土地の中にドンと構える専用スタジアム、しかも全面屋根付き。西京極は雨に祟られているだけあって、屋内スタジアムは非常にうらやましい。そして応援の声が響くこと響くこと。が、屋内とあって芝の育成にはかなり問題があるようですが。特に今日は強風&黄砂が舞い散る天気だったので、屋根が無ければどうなっていたことやら…

 サンガスタメンは、前節退場処分を受けたリカルドに変わり、登尾が初スタメン。
 対する名古屋、前回のサンガJ2降格時に移籍して行ったDF角田誠が在籍しており、本日もベンチ入り。メンバー紹介ではサンガゴール裏から大ブーイングが飛ぶ。アウェイバスも出ているゴール裏、声では負けませんよ。


 15:04、KICK OFF。開始早々、パウリーニョが相手バックパスを奪って抜け出しGKと一対一になるが、交わしきれず先制ならず。そのパウリーニョとアレモン、林へのロングボールを中心に攻撃を組み立てるサンガ、と言うかほとんどがこの形で、完全なカウンターサッカー。  が、やはり主として攻めてくるのは名古屋。今日から復帰の藤田のあわやというシュートには、GK平井の左手一本で防ぐなど、ディフェンス陣の踏ん張りで前半はスコアレス。

 ハーフタイムの芝の修復(緑の砂をまいてごまかす)を終えた後半。
 最近の試合では前半開始時の失点癖は直りつつあるが、逆に後半開始時の失点癖が付いてしまい、今日もその例に倣って失点。
 とはいえ流れは悪くなく、オフサイドで取り消されはしたがパウリーニョのシュートへ到る流れなど、形は作れている。そして19分、再びパウリーニョの個人技でゴール右隅に決めて同点!
 追いつかれた名古屋は後半24分に角田投入。とたんに大ブーイングがスタジアムを包む!ここまでのブーイングをサンガサポがしたことはこれまであっただろうか。その後も角田がボールを持つ度に…
 以降は互いに打ち合いとなるが、スコアは動かずドローで終了、勝ち点1を積み上げる。


 惜しいシーンも多く、勝ち切れなかったという印象はあるが、アウェイで先行を許しながらも追いついて勝ち点を得ることが出来たのは大きい。FC東京戦の反省は活かせているようです。
 次節以降、浦和鹿島と上位の強豪チームが続くが、上向きつつあるチーム状態を信じ、一つでも多くの勝ち点を期待したい。


 しかしKBS中継解説の前名古屋テクニカルディレクター上田滋夢さん、名古屋を叩きすぎですよ!(そういや角田を獲ったのもこの人なんだよなあ)
 あ、そういえばピクシーことストイコビッチが来ていたそうですね!(到着が間に合わなかった…)


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