Last Modified 20060417 |
意外と初だった夜行バス遠征は、真っ赤に染まった埼玉スタジアム2002。サンガにとっても、初埼スタ。 早朝6時に東京駅に放り出された後、閉館間近の交通博物館、御茶ノ水のJFA日本サッカーミュージアムを経て、埼玉スタジアム最寄の浦和美園到着は13時過ぎ。 駅からスタジアムまでは1km強あるが、歩道脇には屋台が並べられており、15分程はかかる道程を楽しませてくれる。 そして到着した埼玉スタジアム。周辺には「何もない」とうのが正直な感想だが、その立地を活かして(?)、スタジアム前の広場でもたくさんのイベントが行われていた。レッズサポーターでも、早くスタジアムに入って試合開始を待つタイプと、周辺イベントを楽しんでからスタジアムに入るタイプの2種類があるのかもしれない。 スタジアムに入ると、そこは見渡す限りの赤。ゴール裏はもちろんのこと、バック・メインとレプリカ着用率の高いこと。それはこれまでに行ったどのスタジアムよりも高かった。 対するサンガ。ビジター席が物凄く狭いエリアに押し込められていたが、200人程度は来ていただろうか。数では圧倒以上のものがあったが、気持ちでは負けてられない。 この試合、次の鹿島戦と、エースパウリーニョが出場停止をくらってはいるが… そして浦和のサブには、元サンガ9番、黒部光昭の名前が。複雑な思いはあるが、当然ブーイング。 15:05、KICK OFF。終始浦和に攻められるものの、DF陣のかなりの踏ん張りや、GK平井のナイスセーブでゴールは割らせず。 しかし後半に入り、アレックスに何度も左サイドをぶち抜かれる展開に。3失点ともアレックスがアシストしており、質の高さというか、サンガDFの甘さというか…(特に2失点目の早いリスタート) これまでの浦和との対戦成績は、そこまで悪くなかった(リーグ戦4勝1分5敗)。が、サンガがJ2にいた間に、J1上位陣との差は着実に広がっていたようで。 次も上位との対戦、鹿島アントラーズ。久々のホーム西京極で戦うだけに、是非とも良い試合を見せて欲しい。おそらく、観客も(鹿島だから)そこそこ来るだろうし… 試合終了後、スタジアム前広場では「AFTER GAME REDS BAR」と称して、屋台を中心にレッズサポーターが語り合う空間が形成されていた。試合前の光景もそうだが、ここ浦和では「サッカー観戦」が完全に週末の家族・友人との過ごし方として定着している様子が伺えた。 京都の現状からは一歩も二歩も、それ以上に進んだ姿というものを見せつけられた感じでした。 |