向回路

Last Modified
20060429

2006/04/29(Sat) J1第10節 (長居)
セレッソ大阪 2-2 京都パープルサンガ
<得点>
(C)柿本倫明、森島寛晃
(京)中払大介、アレモン


 3年ぶりの長居スタジアムは、16位サンガ、17位セレッソと降格圏内の直接対決。勝ち点差も1、絶対に勝ち点3を積み上げることが求められる。
 今日は阪急→JR環状線+阪和線で鶴ヶ丘駅からスタジアムへ。駅からは徒歩で5分ほど。そんな今日のチケットは、JRみどりの窓口でマルス発券したもの。対戦相手も略されている簡易的なもので、まあ微妙。
 長居スタジアムは、関西エリアで実質唯一と言っていい、日本代表の試合が行われるスタジアム。5/9にはキリンカップvsブルガリア代表も開催(チケ取れたので行ってきますよー)。それもそのはず、収容人数は50,000人と我らが西京極とはケタ違い。メイン・バックには屋根が完全カバー、スタンドは日産のような2層構造ではなく1層構造なため(2層だと傾斜が緩い)、ゴール裏も傾斜がきちんと付いているので、陸上トラックもあまり気にならず(無いに越したことはないが)、観戦には適している。
 開始2時間前に会場入りしたが、すでにアウェイゴール裏にはサンガサポが集結。セレッソサポの出はかなり悪く、最終的に声出しで固まって応援していた人数は同じ、いやサンガの方が多いかも?と思わせるほどの人数が長居に詰め掛けていた。DF手島の復帰、来期からのチーム名変更、と様々なニュースが飛び交っているが、この試合は落とすことが出来ない、そんな気合をも感じさせるサンガゴール裏。

 注目のスタメンには、復帰の手島が早速のスタメン、そして久々登場の加藤大志に出場停止があけたパウリーニョとアレモンの2トップ。久々のベストメンバー。
 対するセレッソは、監督交代後2試合目。監督交代直後はそれがカンフル剤となってチーム状態が上向くのは一般的。サンガだと、1996ジョージ代行、1998清水監督、1999加茂監督などがいい例。下位相手とはいえ、侮れない…

 15:02、KICK OFF。前半はサンガのカウンターでかなりの数のチャンスがあり、サンガの時間帯もかなりあっただけに、ここで得点出来なかったのが後々響くことに。
 後半、またもや、というかお約束となってしまった開始早々の失点。いい加減学習して欲しいものだが…
 失点後はセレッソの時間帯が続き、前半の流れがウソの様に試合を進められるが、途中交代直後に林が放ったFKのこぼれ球を中払が押し込んで同点。その7分後には、前半はいいところがほとんどなかった加藤大志が右サイドを崩したクロスにアレモンが飛び込んで逆転!
 この流れなら勝てる!とほぼ確信?したが、そうは問屋が卸さず、ゴール前混戦での折り返しを森島に決められ、2-2に。
 そして最後!1点目と同じく右から加藤が上げたクロスにフリーのパウリーニョが!それをヘッドで叩きつければ勝ち越し!となるはずが、結果は足でホームラン。ちょっと!

 2-2の引き分け、痛み分けとも取れるが、サンガにとっては勝てた試合。
 もちろん、負けなかった、アウェイで勝ち点1を積み上げることが出来たことは評価できるが、それ以上の結果は当然出して欲しい。
 次はホームで新潟戦。対戦成績は6戦6勝だが、J2時代のデータは当てにならない。現状ボロボロのサンガ右サイドに対するのは、元サンガ鈴木慎吾。抑えきって欲しいが…

 結局ガンバで1試合も出番がなく、今日が今年初出場だった手島だが、2失点はしたものの安定感は抜群。手島-登尾の新センターバックコンビ、今後も期待しよう。
 次こそは!開始直後の失点をなんとかしてくれ。マジで。


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