向回路

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20060509

2006/05/07(Sun) JサテライトリーグEグループ第6日 (佐賀)
サガン鳥栖 1-6 京都パープルサンガ
<得点>
(鳥)蒲原達也
(京)アレモン、林丈統、田原豊×2、隅田航、小原昇


 大分での戦いから一夜明け、サテライトはサガン鳥栖戦。
 別府宿泊から、久大本線由布院経由で佐賀駅到着は13時。某歌にもあったが、県庁の駅なはずなのに実に田舎。吉野家も無い。
 そんな駅前通りをまっすぐ徒歩15分で、本日の会場佐賀県総合運動場陸上競技場に。どうやらここは歩兵第五十五聯隊跡らしい。1976年の国体に向けて整備された競技場で、以前は鳥栖フューチャーズがホームとしていた時期も。そのおかげで、ナイター設備やメイン・バックスタンドはきちんとしていたが、ゴール裏は相変わらず傾斜≒ゼロの芝生席。そこに陣取ったサンガサポ、約10人。

 対する鳥栖、今期からチームカラー、ロゴ、エンブレム変更でイメージも一新。チーム名、エンブレム変更の話がちらほらのサンガにとって、いい先例なのは確か。

 トップチームはついに自動降格圏内突入、W杯中断期間の補強は必須とあって、今日サテライトで出ているメンバーは実質当落線上の選手たち。今気持ちを見せないと、今期、来期の契約は無いかもしれない。
 そんな状況の中、開始1分にアレモンが先制ゴール。5分に同点に即追いつかれたのは戴けないが、30分林が追加点。2-1で前半を折り返すが、前半の内容はイマイチ。明らかに格下相手なのに相変わらずの縦ポンカウンター。鳥栖にボールを回される時間の方が多い。
 だが、後半は気持ちの入ったプレイを見せてくれた。途中相手の退場もあったが、終始サンガペースで進み、田原が2得点、ユース3年生隅田、小原と4得点。特に田原の2点目の超絶ミドルと隅田のドンピシャヘッドは今後に期待が持てる。あと2点くらい入りそうな感じだったが、高いモチベーションの元、勝つ試合を見せてくれたのは嬉しい。わざわざ佐賀まで出かけた甲斐があるってもんだ。

 次はトップで、このプレイを見せて欲しい。


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