向回路

Last Modified
20060517

2006/05/17(Wed) J.LEAGUE YAMAZAKI NABISCO CUP Bグループ 第5日 (西京極)
京都パープルサンガ 2-1 鹿島アントラーズ
<得点>
(京)田原豊、米田兼一郎
(鹿)岩政大樹

 朝から降り続く雨。水曜夜、西京極でのナビスコカップはまたもや天候に恵まれない。当然のように観客動員にも響き、4,020人。何とか4,000人を超えたのは鹿島が相手だからだろうか。
 しかし、天気が悪くても試合前の選手サイン会には長蛇の列。そこにいたのは名古屋からサンガ復帰(レンタルだが)が決まった角田誠。4月の豊田スタジアムで思いっきりブーイングをした身としては少し微妙な気もするが、サンガにいる限りは力の限り応援するのは当然のこと。次節から出場可能とのこと。ボロボロのディフェンス陣を立て直すことは出来るのだろうか…
 そのディフェンスも問題なのだが、それ以上に問題なのは退場者が続出している件。大分戦:登尾、前節鹿島戦:大久保と2試合連続して退場者を出している。柱谷監督の言う「常にアラート」が「一瞬のアラート」になって退場してしまっては元も子もないのだが。いずれの試合も、退場者を出したことによって勝ちゲームを落としてしまっている。今日の試合、勝つことはもちろん、無失点&警告0退場0を望みたいが… 本日の主審は岡田正義。


 19:01、KICK OFF。開始早々美尾のシュートがポストを叩くなど、サンガペースで試合は進む。鹿島にもシュートは打たれるものの、決定的なチャンスは作らせない。
 雨は降り続き後半16分、加藤大志の低いクロスにアレモンに代わって投入されたばかりの田原がヘッドで叩きつけてサンガ先制! その2分後にはまたもや加藤から米田が決めて2点リード!今日は勝てる!と思った矢先の27分、右サイドを突破した加藤がペナルティエリア内で倒されてPKゲット…のはずがシミュレーションで逆に加藤に本日2枚目イエロー。どう見ても倒されていたが、岡田正義判定はシミュレーション。しかも岡田がレッドを出し忘れて副審に注意されてレッドを出すお粗末振り(その副審中井もアレだったが)。これまでキレキレだった加藤を欠き、3試合連続10での戦いを余儀なくされたサンガ。3日前の鹿島戦でも、2-1リードで退場者を出した後に立て続けに失点して逆転負けを食らった。今日こそは守りきって欲しい! 久々出場のGK西村の好セーブもあり、なんとか持ちこたえていたが、CKから1点返されてしまう。しかし、いつものようにディフェンスラインがズルズル下がる事無く、ロスタイム4分も乗り越えて訪れたのは今季2勝目!


 確かに相手は小笠原(と柳沢)を欠き、なおかつ出来の悪かった鹿島。だが、今は相手がどこであれ、勝ち点3という結果こそが自信になる。
 W杯中断前最後の試合は、岡山桃太郎スタジアムでのホームゲーム大分戦。ナビスコカップ予選敗退はすでに決定しているが、中断明けのリーグ戦へ繋げることが出来るよう、勝ち点3という自信をつかもうじゃないか。



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