向回路

Last Modified
20061020

2006/10/14(Sat) J1第27節 (新潟スタジアム ビッグスワン)
アルビレックス新潟 1-1 京都パープルサンガ
<得点>
(新)内田潤
(京)OWN・GOAL

 ついに新潟まで来てしまった今期アウェイ遠征。
 新潟相手にサンガは未だ負け知らず。前回対戦は1-1のドロー。対戦成績4勝1分で臨む今日の試合こそ、勝ち点3。

 2002日韓W杯会場ともなったビッグスワン、新潟駅南口からはバスで約20分。広大な敷地の中にあるスタジアムは、白鳥が翼を広げた姿と形容されるように、堂々とした姿。開場前からショップ・屋台が出ており、芝生広場で家族がランチを楽しむ姿には、浦和と通じるものを感じた(とはいえ、開場周辺の盛り上げ方は浦和が圧倒的に巧者だが)。どちらかというと、浦和は友人連れ、新潟は家族連れといった感じ。休憩室内にある『新潟県スポーツ展示室』では、W杯公式使用球や各種写真・資料の展示が。京都にいるとはるか昔に思えてくる2002W杯が、ここではすごく身近なものに思えてくる。
 スタジアム内は、これまたオレンジ・オレンジ・オレンジ。京都サポーターは南側ゴール裏のメイン寄り1階の3ブロックほどに押し込められてしまった。埼スタより狭い…


 15:04 KICK OFF。開始から高いポゼッションで攻めるサンガ。パウリーニョのシュートのこぼれ球に斉藤が詰めた場面や、CKに角田が合わせた場面など、多くのチャンスを作るが決めきれない。守備面では、渡邉大剛の寄せが少し甘い印象を受けたが、きっちりと守り、前半はスコアレス。
 後半も攻め続けるが、49分、カウンターから右サイドに流れたボールを内田に持ち込まれてシュート、左ポストに当たって先制を許す。サンガも何とか反撃、パウリーニョの直接FKは明後日の方向に、角田のクロスを押し込むだけだった中払は(後ろから新潟DFにチェックされたこともあって)宇宙開発。決められない。しかし79分、渡邉大剛のドリブル突破から得た得たFK、自ら蹴ったボールは新潟DFが綺麗に押し込んで同点! 追いつきはしたが、追加点は得られず、またしても1-1のドロー。


 美濃部監督就任後の2試合、いずれも先制を許すものの、しっかり追いつくだけの“メンタル改革”は出来ていると思う。でも、あと1点。あと1点が取れれば勝ち点3。

 残るは7試合。15位まで勝ち点差は10。現実的に厳しい数字になってきた。下を見ると、京都・福岡・C大阪の“ボトム3”は勝ち点差1の中にひしめき合っている。最低限である16位確保の為、勝ち点を積み上げるしかない…



 <今回の遠征ルート>
 往路:鉄道の日フリーきっぷ(ムーンライトながら+高崎上越信越線)
 復路:急行きたぐに

 ビッグスワンからの帰路シャトルバスは、見事渋滞に巻き込まれてしまった。博多の森のように、シャトルバス用の規制を導入した方がいいように思うが、特に自家用車での来場が多い新潟のこと、それは難しいのかもしれない。


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