向回路

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20061111

2006/11/11(Sat) J1第30節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都パープルサンガ 1-1 ヴァンフォーレ甲府
<得点>
(京)中山博貴
(甲)茂原岳人

 リーグ戦も残り5試合。16位とは勝ち点4差、得失点差を考えると2勝分上回る必要がある。今日の試合の重要性は誰しもが感じているところ。相手はヴァンフォーレ甲府。
 昨年J2 3位から入れ替え戦を制してJ1昇格を果たした甲府。J2優勝で昇格したはずのサンガとは、気が付けば大きく差が開いてしまった。小瀬での前回対戦でも、豊富な運動量とプレスに圧倒され、1-3の敗戦。だが、今日は違うはずだ。キャプテン中払も、ゴール裏前で拡声器を使って必勝を誓う。それに答えるためにも、自分たちサポーターが出来ることはただ一つ。


 昨日からの雨が少し残る西京極。今年の雨×西京極ではいずれも○2-1と相性が良い。スリッピーなピッチの中、15:04KICK OFF。前半から仕掛けたいサンガだが、25分にDFの要、手島が肘打ちをくらって負傷退場してしまう。プレスは緩く、攻めの形もほとんど作れない。試合前の意気込みはどこへ行ったのか…さらに悪いことに、35分には大久保がイエロー2枚で退場、ロスタイムには早いスローインに全く付いて行けず、先制を許し、何もかもが悪い方向へと転がった前半を終える。

 残り45分。1人少ないサンガは、それをカバーするかのようにようやく運動量を上げ、ボールを支配する時間帯が長くなる。本来なら前半からこれが出来ていなければならないのだが… ついに61分、パウリーニョのミドルシュートをGKが弾き、そこに詰めた中山が豪快にネットに突き刺して同点!しかしあと1点が届かない。中払のシュート、田原のクロスに角田のヘディング、攻めども攻めども枠に飛ばず。82分には田原も2枚目イエロー(実に微妙な判定)で退場してしまう逆境の中、なんとしてでも1点が欲しかったが、願いむなしくタイムアップ。どう見ても甲府寄りだった審判団に飛ぶ大ブーイング。


 C大阪、福岡共に破れ、勝ち点差は3に縮まったが、今日も勝てなかった。
 だが、残り4試合。まだ終わってない。9人になっても勝ち点3を取りに行った姿勢を忘れず、望みある限り全力で勝ち点3を。

 諦めるな!!


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