向回路

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20061201

2006/11/26(Sun) J1第33節 (万博記念競技場)
ガンバ大阪 3-2 京都パープルサンガ
<得点>
(G大)マグノアウベス
(京)パウリーニョ


 3年ぶりの万博。天候は同じく雨。前回と同じ場所でサンガのJ2降格が決まった。

 ガンバは優勝の望みをつなぐ為にも、勝利が絶対条件。対するサンガも、勝ち点差を埋める為勝利が絶対条件。チケットはメインスタンドの一部を除き完売。もちろんサンガゴール裏も満席。お互い負けられない状況の中、14:05KICK OFF。

 意外にも、先制はサンガだった。9分にゴール前の混戦からパウリーニョが決めて早々と先制。しかし34分にはCKからマグノアウベスに決められて同点で前半を折り返す。
 後半開始早々、忘れかけていた開始直後の失点癖が蘇り、スルーパスに抜け出したマグノアウベスに再び決められ1-2。しかし久々登場アンドレが入りリズムは変わり、田原、手島、アンドレと次々とガンバゴールを狙うが、GKのセーブやポストに阻まれる。その勢いそのままに、80分、アンドレのスルーパスからパウリーニョがGKとの1対1を交わしてゴールに流し込んでついに同点!残る時間は10分。サンガ、ガンバともに最後の攻勢に出るが決め手に欠き、ついに時間はロスタイム。まずチャンスを迎えたのはサンガ。右サイドでフリーになった星がGKとの1対1をGK正面に飛ばしてしまう。頭を抱えるサンガゴール裏。皮肉にもその直後、カウンターから左サイドを突破され、最後はマグノアウベスに頭で押し込まれて万事休す。鳴り渡る終了のホイッスル…


 ロスタイムのビッグチャンスを決めることが出来たガンバと決められなかったサンガ。その差が今年のサンガを象徴しているようだった。
 しかし、この状況でガンバ相手によくここまで持ちこたえられたと思うのも事実。久々に面白い試合にはなっていた。


 残る試合はついに1試合、ホーム西京極での名古屋グランパス戦。有終の美とは口が裂けても言えない状況になってしまったが、一年を締めくくる為にも、美濃部監督体制初勝利を…


 <今回の遠征ルート>
 JR+近鉄バス


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