向回路

Last Modified
20070520

2007/05/13(Sun) J2第15節 (東平尾公園博多の森球技場)
アビスパ福岡 2-4(前半2-2) 京都サンガF.C.
(福岡)宮本亨、布部陽功
(京都)アンドレ×3、斉藤大介


 不甲斐ない敗戦から1週間。遠征予定はしていなかったが、いてもたってもいられず急遽福岡遠征。ちょっとリッチに寝台特急あかつきを利用してみたり(といっても指定席レガートシート利用なので、実は新幹線より安く上がる)。
 対するアビスパは、サンガとの前回対戦以来7試合負け無し。好調チームに再び黒星をつけることが出来るか。


 13:03KICK OFF。前半から仕掛けたいサンガだが、アビスパのプレスに圧倒。守備を完全に崩されての18分、29分と連続失点で2点のリードを許す。ゴール裏にも「今日は無理か」の空気が漂い始めたが、次第にサンガのプレス、サイド攻撃が利き始める。35分、元アビスパの平島が折り返したボールをアンドレが打ち込み1点を返し、前半終了間際の43分には、CKをキャプテン斉藤が合わせて同点。良い時間帯に追いつくことが出来たサンガ。オフサイドで消えた幻の2点を含め、立ち上がりとは完全に真逆の展開で、試合のペースをつかむことに成功した。
 後半もこの流れは変わらず、9分には徳重のFKをアンドレが合わせて3点目、21分にはプレッシャー負けしたアレックスのバックパスを奪ったアンドレがハットトリックを達成。終盤の猛攻を耐えたサンガ、会心の逆転勝利!


 ペースを崩したアビスパの自滅に助けられた部分も大きいが、2点差をひっくり返した姿勢、気持ちは今後への期待を感じることが出来る。
 しかし、相変わらず“弱きを助け、強きを挫く”中位力が働いている2007サンガ。次節のザスパ戦は、その真価が問われる。



 <今回の遠征ルート>
 往路:寝台特急あかつき
 復路:在来線+新幹線


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