向回路

Last Modified
20070625

2007/06/24(Sun) J2第23節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 2-1(前半1-0) 水戸ホーリーホック
(京都)田原豊、パウリーニョ
(水戸)オウンゴール

 梅雨の日本列島、全国的に雨模様の今日、ここ西京極も例に漏れず雨、しかも豪雨。

 この最悪コンディションの中、迎え撃つは最下位水戸ホーリーホック。アウェイでの前回対戦では勝利しているが、ここ2試合は連勝中のホーリーホック、油断は大敵。“強きを挫き、弱きを助け”と言われる今期の妙な悪癖を、この雨で洗い流してもらいたい。
 スタメンDFには前節に引き続き秋田が入り、出場停止のチアゴに代わって角田とコンビを組む。FWには好調の田原とパウリーニョ。


 18:04KICK OFF。サンガは細かいパスをつないでゲームを作ろうとするが、如何せんこのピッチコンディション、滑る選手は続出、パスも思うようにつながらないと、思うようにゲームを進められない。しかしそんな中の28分、右サイドのパウリーニョから徳重→田原→斉藤と繋ぎ、斉藤の左クロスを、中央フリーで待ち構えた田原が頭で叩き込み、サンガ先制! 田原は2試合連続ゴール!
 あまりの雨に、審判(水色→黄色)、平井(黄色→オレンジ)のユニが変わった後半。しかし開始早々、CKの処理を平井が誤り、前にいた秋田が押し込む形でオウンゴール。悪天候の中での連携があらためて問われる結果となってしまった。しかしここもチームを救ったのはやっぱりパウリーニョ。ホーリーホックディフェンスのパスミスを奪うと、最後は元サンガ鈴木和裕を振り切ってシュート! 雨の中、最後まで流れを掴むことは出来なかったが、決めるべきチャンスを決め切り、サンガ2-1での勝利となった。


 最下位相手になんとか結果だけは掴むことは出来たが、まだまだ連携不足が伺えるサンガ。特に今日のような悪天候時の対策が特別練られているようには感じられない。
 次節は4位の湘南戦。一つの勝利、一つの敗戦が大きく流れを左右するJ2の戦いは、まだ中盤戦…

 そして雨天中止となった、京炎“そでふれ”の呪いは、現実のものに…
 ※ウェルカムアトラクションとして“そでふれ”が行われた時のサンガ、全敗…
  2005/07/30 vsモンテディオ山形 ●0-1
  2005/10/05 vsサガン鳥栖 ●0-1
  2006/03/11 vs川崎フロンターレ ●2-7


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