Last Modified 20071016 |
(京都)パウリーニョ、渡邉大剛 | ||
(C大阪)柿谷曜一朗、古橋達弥 | ||
前日、美濃部監督が解任された。昨年と同じ10月というシーズン終盤になっての監督交代劇。“ショック療法”という名の場当たり的な監督交代が続いてきた京都サンガ。歴史は繰り返すのか… 思うように結果の残せなかった美濃部前監督、だが新人監督として酷な部分もあっただろう。出来るならば、2006シーズンはあくまで一時的な監督、2007シーズンは再びコーチ等で下積みをして欲しかった。京都に関わって14年、このような形で退団という事実は悲しい… しかし、残り試合に駆ける意気込みは変わらない。全て勝ちに行くのみ。まずは目の下の敵、セレッソ大阪から今季初勝利を! この大事な一戦、KBS京都『サンガ応援DAY』としてなんと1万人の無料招待カモンKBS!そのかいあって今期一番14,304人の観客。こうでもしないと人が入らないのは悲しい事実だが、経緯はどうあれこの大観衆にサンガの力を見せ付けて欲しい! 14:05KICK OFF。試合をリードしたのはサンガ。25分にはエリア内アンドレの折り返しをパウリーニョが押し込んでサンガ先制!守備でもボランチに入った角田の働きが光り、セレッソの攻撃の芽を摘んでいく。 試合が大きく動いたのは後半。開始早々、イライラ来ていたのかゼ・カルロスの突破に徳重が突っ込んでしまい、2枚目イエローで退場。早い時間から10人での戦いを強いられることに。両サイドを中心に攻勢をかけるセレッソ。しかし31分、角田から右サイド渡邉にロングボールが通ると、ドリブルで持ち込んで切り替えしてシュート!ゴール右角に決まって2点リード!これまでになく盛り上がる西京極!しかし残る時間は15分。セレッソの攻撃を浴び続け、41分ついに1点返される。そして運命のロスタイム。これまでの数試合の苦い経験を思い出したのか、「攻めるのか?守るのか?」渡邉のCKは大きく外れ、攻めに上がった秋田のいないディフェンスにカウンターをくらってまさかの失点。3試合連続でのロスタイムの失点でドローとなってしまった… ヴェルディ→ベルマーレ→アビスパ→セレッソの上位4連戦を、3分1敗、勝ち点3で終えてしまったサンガ。順位も2位から降格圏外の4位まで転落してしまった。 残る8試合、上位との直接対決ももちろんだが、それ以上に下位相手にきっちり勝ちきること。高い授業料を払ったと思って、この連戦の経験を活かして欲しい。 最後まで集中! |
ダブルヘッダー、18時からは後座試合として、Jユースサハラカップ。 普段見ることのないユースの試合だが、今日は初の西京極開催。新鮮な目で楽しむことが出来た。 トップと同じく、なかなか前線にボールが運べない、攻守の切り替えが遅いなど課題も沢山、グランパスの決定力不足に助けられた部分も大きいが、その中で桐山君の先制ゴールはスタンド・ベンチが一つになって盛り上がれた瞬間だった。耳に手を当てて声援を煽ってスタンドに駆け寄ってくる姿は実に気持ちが良い。 後半途中からは、翌日からのU-15日本代表にも選ばれた宮吉君、伊藤君も出場。伊藤君は僅かな時間だったが、宮吉君は流石のプレイ。この貴重な人材を潰すことなく、大切に育てて欲しい。 さあ来年、この中の何人がトップで再開できるのでしょうか?? |