向回路

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20080319

2008/03/16(Sun) J.LEAGUE DIVISION1 第2節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 2-1(前半0-1) 大宮アルディージャ
<得点>
(京都)柳沢敦、渡邉大剛
(大宮)吉原宏太

 ついに西京極に帰ってきたJ1の舞台。
 サンガフレンズスクエアの開催、再入場可、等ようやく動き出した西京極リニューアル。所用のため西京極に着いたのは13時頃だったが、総合案内所付近は例年以上の人だかり。そして当日券売り場には長蛇の列!期待された動員は14,982人。惜しくも15,000人には届かなかったが、サンガゴール裏とSバックは満員で立ち見もかなり出る状態。この盛り上がりを今日だけのものにしてはいけない。勝利を掴み取るために、サポーターも気勢を上げる!


 紫・赤・白の紙テープを投げ入れると同時に13:34 KICK OFF! 先週の開幕戦からす腰メンバーを変えてきたサンガ。2トップの柳沢とパウリーニョにトップ下の中山で攻撃を組み立てる。しかし16分、増嶋のクリアミスを奪われ、最後はフリーの吉原がシュート、先制を許してしまう。しかし、先週と違い中盤でボールが繋がるサンガ、角田のミドルシュートなどチャンスを作りながらも、前半は無得点。
 負傷のパウリーニョを前半で下げ、前線に田原と徳重を投入して向かえた後半開始直後。左サイドを抜け出した渡邉のクロスにゴール前は混戦、最後はサンガ初ゴールの柳沢が押し込んで同点! 最初は中山のゴールとアナウンスされるが、直後に訂正。富山からの柳沢応援団も満足の大盛り上がり! しかし、足が止まりだしたサンガ、ラインがズルズルと下がり、吉原にポスト直撃のシュートを許してしまう。だが36分、中央田原の折り返しはクリアされてしまうが、そのこぼれ球を打ち込んだのは渡邉大剛!30mはあるロングシュートをゴール左隅に突き刺してついにサンガ逆転! そして2-1でのタイムアップ。2006年9月16日FC東京戦以来のJ1での勝利を、ここ西京極で挙げることが出来た!


 先週の開幕戦、ロスタイムで絶好機を外してしまった柳沢。それだけに、今日の得点は大きな弾みになるはず。ヒーローインタビューでの「京都の皆さんに認めてもらえるよう、一生懸命頑張りました!」という言葉は、その正直な気持ちを表したものだろう。でも2008年サンガも、サンガの柳沢もまだまだ始まったばかり。最後に笑ってシーズンを終えることが出来るよう、次も頼むぞ!!



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