向回路

Last Modified
20080414

2008/04/13(Sun) J.LEAGUE DIVISION1 第6節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 2-1(前半2-0) ヴィッセル神戸
<得点>
(京都)田原豊×2
(神戸)石櫃洋祐

 --京都サンガF.C.スペシャルマッチデー ビッグスマイル2008 PREMIUM MATCH
 ---KYOTO SANGA F.C. WITH ET-KING

 観客増へ、ファン層の拡大へ、といよいよクラブが本腰を入れだした今期。阪急西京極駅からの入口には、今月からウェルカムゲートが登場。殺風景だった西京極周辺がいよいよ“サンガモード”になってきた。これら西京極場外のリニューアルに続き、今日はプレミアムマッチと銘打って大イベントの開催!(西京極比)これまでは大奈止まり(失礼)だったハーフタイムイベントを大改革、ヒップホップユニットET-KINGを招待してのライブ開催! このお膳立てに応えるためにも、結果は勝利以外にない!


 ホーム開幕戦と同様、爆音と発炎筒に包まれて選手入場。いまだ調子の上がらないパウリーニョはメンバー外、前線には前節得点の柳沢と田原、徳重が並ぶ。中盤に構えるはシジクレイ、最終ラインには負傷の手島に代わり角田が入る布陣。対するヴィッセルは、エース大久保が出場停止、レアンドロが長期離脱と正に飛車角落ち。
 13:04、紫白の紙テープを投げ込んでKICK OFF。いきなりゲームが動く。開始4分、ヴィッセルGKへのバックパスに猛然とプレッシャーをかけたのは田原。それがGK榎本のミスキックを誘い、ボールは田原の足元へ絶好のパス。そのまま落ち着いてゴールネットへ突き刺しサンガ先制!さらに攻め立てるサンガ、佐藤勇人、徳重と惜しいシュートが続いて迎えた18分、佐藤勇人の浮き球のパスをゴール前で柳沢が相手DFを背負ってキープ、折り返した(こぼれた)ボールに詰めたのはまたも田原!早い時間帯で2点のリードを奪う。対するヴィッセルは、選手間の連携が悪く、前線にボールを運ぶことが出来ず、パスも繋がらない。挙句には、出し所が無くディフェンスラインでボール回しを続ける状態に、ヴィッセル・サンガ両サポーターからブーイングが飛ぶ始末。
 しかしこのリードで安心したか、後半は攻めあぐねるサンガ。これまで好調を維持してきた渡邉大剛もいいところ無く、終盤には電池の切れた田原が決定的チャンスを外してしまう。CKからの失点に加え、終了間際にはFKで危ない場面も作られるなど、内容では決して褒められる展開ではなかったが、無事前半のリードを守りきって、2002年以来6年ぶりの2連勝で順位も5位に浮上した!


 加藤監督も言っていたように、今日は内容よりも結果が求められた試合。ハーフタイムライブも2-0でリードという非常に良い状況で迎えることができ、ET-KINGのライブもスタジアム全体でタオルマフラーを回し回して大盛り上がりでハレルヤ! 試合後のヒーローインタビューも、ライブステージで非常にプレミアム。贅沢を言うなら、内容もプレミアムにして欲しかったが、それはまた次の機会に取っておく事にしよう。
 試合後のゴール裏挨拶で、一番盛り上げていたのが佐藤勇人であった、というのにはちょっと意外でしたね。なにやら前節から“バンザイバンザイ”が始まっているようで!?

 あ、“大型ビジョン”にはあえて触れないことにします…


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