向回路

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20080501

2008/04/26(Sat) J.LEAGUE DIVISION1 第8節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-4(前半0-0) 浦和レッズ
<得点>
(浦和)高原直泰×2、田中マルクス闘莉王×2

 ナビスコカップも含め、4月にして3度目の対戦となったレッズ戦。2006年対戦時の反省を活かし、ファンクラブ招待券等の使用を禁止にしたこの試合、約5,000人程がレッズサポ(開場30分が経っても、アウェイゴール裏入場待機列が消えてなかった)ということを差し引いても、19,680人の動員は上出来。あと500人程入っていれば満員になったのだが…
 前節の3人+監督退場劇の影響をモロに受けた今日は、シジクレイ・アタリバ・増嶋・加藤監督が出場停止。鈴木啓太を除いてフルメンバーのレッズ相手にどこまで健闘できるか。その分かれ目となったのは、後半9分の赤いカード…


 16:04KICK OFF。積極的な攻めをみせたのはサンガ。ゴールこそ奪えないが、柳沢・田原を中心とした攻撃陣が何度と無く惜しいシーンを生み出す。レッズの反撃もGK平井のファインセーブで守りきり、一進一退の展開が続く。このまま行けば1点が勝負か…
 問題の後半。右サイド深くからあわやというシュートを放った田原。いよいよゴールが見えてきたかと思われた9分。レッズ阿部のファールに対して報復、足を蹴ってしまったのはその田原。一発レッドで退場。またしても人数が少ない戦いを強いられることに… これで完全に気持ちが切れてしまったサンガ。ノーゴーラー高原にも豪快に打ち込まれ、田原が抜けて高さの無いDF陣は格好の餌食、CKからさらに失点。監督不在のベンチワークも後手後手に回り、あっという間に4点を奪われての大敗。


 前節、3人退場しても攻めの姿勢を忘れず、アルビレックスを後半シュート0に押さえ込んだ。しかし今日はどうだろう。相手がレッズということもあるだろうが、田原が抜けてからのチームには覇気が全く感じられなかった。それが伝染するのか、ゴール裏の盛り上がりも今ひとつ。声も通らない。盛り上がるのは赤いスタンドのみ。
 せっかく満員近く入った西京極。せめて前半の戦いがそのまま出来ていれば… あまりにも大きな赤いカードだった。



2008/04/27(Sun) JFAプリンスリーグU-18関西2008(1部リーグ)第3節 (京都市宝ヶ池公園球技場)
京都サンガF.C. U-18 0-4(前半0-0) 近畿大学附属和歌山高校
<得点>
(京都)宮吉拓実、駒井善成

 翌日開催されたプリンスリーグ。場所は“妙”の真下、宝ヶ池球技場。天皇杯予選等で数度訪れたことがあるが、2005年に人工芝となった後は初めて。サッカー・ラグビー等のラインが入り乱れるピッチ、選手はやり難くないのだろうか?

 これまで2連勝のサンガだが、今日は良い内容ではなく、注目の宮吉君も連係がイマイチ。それでも先制ゴールをキチンと取るあたりはさすが。特にパスを受ける時、ディフェンスを背負ったままリフティングトラップ、反転して抜き去る動きはとても良い!後半途中からの駒井君の右サイド突破ドリブルシュートの2点目も実に良かった。後半は左サイドの攻撃に偏重していたような気もするけど、その中でも日高君の折り返しからは何度も決定機。終了前5分間の攻撃ではもう1点くらい取れたような。
 そんなユースの試合、トップとはまた違った味わいで面白かったです。ユースの子達も結構きちんとしていて好印象。次からはセレッソ、ヴィッセル、ガンバとクラブユース同士の直接対決。ストレートで高円宮杯に出られるのはグループ2位まで。なんとか喰らい付いて欲しいね!


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