向回路

Last Modified
20080526

2008/05/25(Sun) J.LEAGUE YAMAZAKI NABISCO CUP 予選Aグループ第4節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-1(前半0-0) ヴィッセル神戸
<得点>
(神戸)吉田孝行

 中断前のリーグ戦を5勝2分5敗、12位で折り返したサンガ。一時期感じられた守備のバタバタ感は無くなってきたが、逆に攻撃陣が大スランプ。直近6試合で得点は僅か2(うち1点はオウンゴール)、しかもFWの得点はゼロ。確かに怪我・出場停止等でベストメンバーが組めない事情もあるだろうが、それならそれで戦法を変えるなど、やり方はあったはず…
 さて舞台はナビスコカップ。勝ち点5でAグループ2位につけるサンガ。残す試合は今日も含めて3試合、ヴィッセル×2、グランパス。2000年以来の決勝トーナメント(大会方式は異なるが)進出なるか…
 会場外では、四川大地震チャリティーオークションが開催。今回は急?だったのか、ほとんどの選手がスパイクの出展。自分も1点入札したが、3,000円差で落札ならず。が、低い金額では1,000円程度でスパイクが落札されており、もう少し入札しておいてもよかったかも。入札数制限とかは無かったんだし。そして驚いたのは、ナビスコヴィッセル戦、リーグガンバ戦それぞれアウェイのチケットブースが出来ていたこと。しかもヴィッセル・ガンバの運営が来ての販売。これまでこんなことは無かっただけに、驚きも倍。関西勢同士、営業面でも提携しあうことにしたんだろうか。仕事等の絡みもあるので、今日の購入は見合わせ。どうやら来週も出店するようだし。


 今日のサンガは、田原が怪我、体調不良明けの柳沢がサブに回った他はほぼベストメンバー。対するヴィッセルは、核となる大久保、金南一がそれぞれ代表召集で欠く。前回対戦でも大久保・レアンドロ抜きのヴィッセル相手に前半で勝負を付けることが出来た。今日も前半のうちに試合を決めてしまいたいが…
 14:01KICK OFF。相変わらず動き出しの悪いサンガ。カウンターからフリーのレアンドロにシュートを放たれ、あわや失点という場面も。サンガ唯一の決定機は裏に抜け出した林のシュート(打ち上げ)のみ。GK水谷の好守でなんとか無失点で前半を終えるが…
 後半27分、ヴィッセルカウンターから右サイドを突破され、最後はGKと1vs1を冷静に決められて戦線を許す。サンガも粘るが、柳沢のドリブル突破からのシュートはGKに弾かれ、42分の林のシュートもゴールラインを割ったが直前のファウルを取られてノーゴール。今日も得点を奪えず、0-1で敗れ、グループ3位に転落してしまった。


 素早いチェック、早い判断で試合の主導権を握った先週のF・マリノス戦。しかし今日はどうだろう。ワンタッチでのパスの出し所に迷い、ボールを奪っても前線に運ぶことが出来ない。正に遅攻。こぼれ球にも必死に食いついていた開幕当初のチームはどこへ行ったのだろうか…
 グループもう1試合はグランパスが勝ったため、レッズの2位以下が決定。(決勝トーナメントには、A〜D各グループ1位と2位の内成績上位の2チームに加えてACL組2チームが進む)
  1.名古屋(勝ち点9)、2.神戸(6)、3.京都(5)、4浦和(2)
 幸いなことに、上位2チームとの対戦を残しているサンガ。次節グランパス戦はカップ戦、そして今後のリーグ戦への生き残りをかけた一戦だ!


Copyright © 2004-2008 k-ism All Rights Reserved. inserted by FC2 system