向回路

Last Modified
20080615

2008/06/08(Sun) J.LEAGUE YAMAZAKI NABISCO CUP 予選Aグループ第6節 (ホームズスタジアム神戸)
ヴィッセル神戸 1-1(前半0-0) 京都サンガF.C.
<得点>
(神戸)馬場賢治
(京都)田原豊

 ナビスコ決勝トーナメント進出は消えてしまったサンガ。しかし、リーグ戦再開もすぐそこまで迫っている。来るべき戦いに備えて新戦力の発掘は出来るか? 久々のスタメンには大久保、加藤大志。そしてルーキー加藤弘堅が初スタメン、中村太亮もベンチ入り。
 対するヴィッセルは、グループ2位につけており、今日の勝利で決勝トーナメント進出が決定する。モチベーションは高いはずだ。関西対決としても、負ける訳にはいかない…
 さて、会場となる神戸ウイングスタジアム、改めホームズスタジアム神戸。サンガとしても、2003年以来5年ぶり2回目の登場。自分としても前回は所用で行けなったため、初ホムスタ。地下鉄和田岬駅から歩くこと5分強。市街地のど真ん中に突如登場する巨大スタジアム。球技専用にして全席屋根完備と、西京極にないあらゆる面が備わった実に羨ましいスタジアム。京都に専スタは夢で終わってしまうのか…

 15:01KICK OFF。決勝トーナメント進出のため、絶対に勝ち点3が欲しいヴィッセル、前半から試合の主導権を握る。試合が動きだしたのは後半。石櫃のシュートはポストに弾かれるなど、決定機に決めることが出来ず。しかしこれで勢いに乗ったヴィッセル、18分にはゴール前で不用意な中山のプレイからボールを奪われてそのままミドルシュート。馬場のゴールでヴィッセルがついに先制。だが、直後中村太亮を投入してからサンガにもリズムが生まれる。中盤中村がキープしたボールから左サイドを駆け上がった手島にボールが渡り、中央へ低いピンポイントクロス。そこにダイレクトボレーで豪快にあわせたのは田原!久々となるFWの得点でサンガ同点に追いつく。その後はお互いに決定力を欠き、ヴィッセルレアンドロのシュートもポストが弾き、1-1のドロー。この結果、ヴィッセルは予選リーグ敗退となった。

 勝ちきることは出来なかったが、リーグ再開後に向けて巧妙が見えてきた試合だろう。ルーキー二人も随所で光るプレイを見せ、特に中村太亮が登場してから試合を支配できるようになった点は評価出来る。ここの所なかなか結果を出せていなかった田原の復活も好材料だろう。
 2週間半後にはもうリーグ戦が始まる。それまでの鹿児島キャンプ、そして発表された新戦力フェルナンジーニョ。まだまだサンガに伸び代はあるはずだ!

 帰りのJR和田岬線(休日は実に1日2往復しかない)がサンガサポだらけだったのには笑いましたw
 午前中のサンガタウンでは、居残り組の選手(中谷、森岡、徳重、倉貫、斉藤、石井、安藤、西野)が自主トレーニング。コーチ陣も全員神戸に行ってしまっているので、森岡が実質コーチのような形。
 8:30トレーニング開始のはずが、9時過ぎになってようやく森岡斉藤が出てきてサーキットトレーニング、10時前になってやっと全選手がそろって4vs4のミニゲーム。何故か徳重Jr.もフリーマン扱いでピッチの中に入っていたが(笑)

 倉貫一毅選手 契約解除のお知らせ
 そしてこの日の練習が、倉貫にとってサンガでの最後の練習になってしまった。今年は全くといっていい程出番に恵まれなかった倉貫。複雑な思いがあるだろうが、移籍先(6/15現在未定)でも倉貫らしいプレイを魅せて欲しい。


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