向回路

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20080718

2008/07/16(Wed) J.LEAGUE DIVISION1 第17節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 2-1(前半1-1) 鹿島アントラーズ
<得点>
(京都)柳沢敦、佐藤勇人
(鹿島)野沢拓也

 祇園祭真っ只中の京都。今年はカレンダーに恵まれず、宵山期間〜山鉾巡行までがすべて平日。スタッフとして参加させてもらうようになってから6年。去年は仕事の関係上ほとんど参加できなかったが、今年は奇跡的に直前に休みが取れ、さらに巡行にも参加させてもらえることに! さっそく高速バスの予約を取り、鳥取から京都へ。そして気が付けば当然のように西京極。

 西京極で迎え撃つは首位鹿島アントラーズ。ここ数年、鹿島相手に勝つことが出来ていないが、“夏の西京極”では非常に相性がいいのは皆さんご存知。1996年ホーム3連勝、1997年10人での勝利、2002年の中払延長Vゴール… この相性の良さを活かすことが出来るだろうか。その鍵はもちろん、サンガのエース、柳沢にかかっている!
 さて、今日のスポンサーデーはオムロン。毎年恒例のロゴ入りサンガ扇子、先着1,000名限定ということで、平日だし開門で入れれば貰えるかな、という考えから16:50にゲート前に行くも時すでに遅し、長蛇の列。もちろんシーパス先行入場分もあるので、当然自分が入るときには配布終了。まあ2年前に一度貰ったし、今回はいいかな…


 19:04KICK OFF。今日梅雨明けした京都、気温は28.1℃と少し涼しめだが、鹿島の選手にどう響くのか。試合序盤、鹿島にペースを握られるが、守備が踏ん張り流れを取り戻す。そして11分。右サイドと突破した渡邉大剛から絶妙のクロスが中央で待っていた柳沢のヘッドにドンピシャ!古巣への恩返しゴールでサンガ先制!3試合連続弾は、まさにストライカー。これまでのサンガに欠けていたピースがついに埋まった。 10分後、野沢にミドルシュートを決められて同点とされるが、それ以上の決定機は作らせず、1-1で前半終了。  勝負の後半、やはり暑さがじわじわ効いてきたか、お互いに足が止まりだす。やはり地力に勝る鹿島、ボールを支配されるがゴールは許さず、迎えた試合終了6分前。前半の失点とほぼ同じ位置から佐藤勇人がミドルシュート、それが見事に決まってサンガ勝ち越し!ゴール裏に駆けてくる勇人に西京極は総立ちで興奮の絶頂! そのまま試合は2-1で終了。2連勝目は価値ある首位倒の大金星となった!


 鹿島にとって、正に西京極は鬼門だろう。今日ももちろん京都の暑さを味方に付けることが出来た部分も大きいだろうが、それ以上に鹿島の良さを一つずつ消すことが出来た采配の勝利ということも出来るだろう。そして男柳沢!やっとシュートが枠に飛んだ勇人!サンガの形がいよいよ見えてきた!

 翌日の山鉾巡行は、炎天下の中軽く脱水症状で死ぬ思いをしたが、無事終了。祇園祭の思い出と共に、最高の2日間でした!


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