向回路

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20081008

2008/10/04(Sat) J.LEAGUE DIVISION1 第28節 (ホームズスタジアム神戸)
ヴィッセル神戸 4-1(前半1-0) 京都サンガF.C.
<得点>
(神戸)大久保嘉人×2、内山俊彦、レアンドロ
(京都)田原豊

 アウェイ3連戦の初戦、水曜日の駒場浦和戦は、2-2の引き分け。特に前線でキープ出来る田原の存在が効いていた。得点こそ奪えなかったが、2点共に絡む活躍を見せており、コンディションの上がりっぷりを伺わせる。今日の相手、神戸は同じく中位で争う相手。そろそろJ1残留も確かなものにさせていきたいが…
 ヴィッセル神戸のホームスタジアム、ホームズスタジアム神戸。今年のナビスコでも1回訪れているが、これだけの球技専用スタジアムが、しかも同じ関西にあるのは非常に羨ましい。ピッチまでの近さ、観客収容、屋根、音響、スタジアム周辺のイベントスペースと、どれを取ってもとても西京極が太刀打ちできない… 唯一勝てるとすれば、ゴール裏の収容と愛着くらいかな…
 今日のホムスタには、TBS系スーパーサッカーから加藤未央が登場。堂々と「罰ゲームで来ました!」と言い放つのはいかがと思うが、それでもその存在はさすがアイドル。モニターに写された姿からもオーラが漂っていた。


 18:03 KICK OFF。今日の注目は、これまでリーグ(累積出場停止)・ナビスコ(日本代表)での3戦共に出場していなかった、大久保嘉人をいかに抑えていくか。だったが、いきなり先制パンチを浴びてしまうのは開始早々の2分。カウンターからレアンドロ→大久保と繋がれてあっさりと先制を許す。サンガも両サイドから形を作ろうとするが、最後まで持っていけず。逆にGK水谷がエリア外で交わされてあわや大久保2点目という場面も作られてしまう。
 逆襲をかけるはずの後半も開始早々1分。内山に豪快なミドルシュートを叩き込まれ、0-2。このままでは終われない。柳沢から左フリーの田原にラストパス。ダイレクトでゴールに叩き込んで1点を返す。これで田原は今年の神戸4戦で4点。相性の良さもあるのだろうか。そして23分には神戸DF小林が2枚目イエローで退場。数的有利も作り出し、ここから一気に逆転を狙う…はずがどうしたことか。神戸のカウンターが面白いように決まり、32分、33分と立て続けにゴールを奪われて気が付けば1-4。決して前がかりになりすぎていた訳ではないと思うが、ここまで面白いようにカウンターが決まるというのは… ろくにチャンスも作ることが出来ないままタイムアップ。正に神戸にやりたいようにやられてしまった試合だった…


 近場のアウェイ、後援会バスも3台出ただけあって、ゴール裏は満席。西京極異常の密度で応援したつもりだったが、この結果に試合後は大ブーイング。不甲斐ない戦いぶりに、鳥取から駆けつけた疲労度だけが残ってしまった。
 しかし、今日改めて思ったのが応援チャントの選曲。毎年どんどん歌が増えていき、決してメリハリがあるとはいえなかった応援に、さらに拍車がかかってしまったように思う。まあサポーターズミーティングに参加していない身では何も言えないのだが(というかそんな時間があるはずも無い)、何か改善のすべはないのだろうか… リードしている人たちも、サポーターの雰囲気を敏感に感じ取って欲しいと切に願うばかり。



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