向回路

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20081122

2008/11/15(Sat) 第88回天皇杯全日本サッカー選手権大会 5回戦 (富山県総合運動公園陸上競技場)
柏レイソル 1-0(前半0-0) 京都サンガF.C.
<得点>
(柏)ポポ

 勝ち進んだ天皇杯5回戦は、北陸富山にて。鳥取から向かうには、一旦大阪に出る必要があり、しかも13時開始に間に合わせるには必ずどこかで夜行が挟む。今回の遠征では、大阪までは高速バス、大阪からは急行きたぐにを利用。富山入りは早朝になり、試合まで時間をもてあますので、朝っぱらから宇奈月温泉まで。西武レッドアローや京阪旧3000系が走る富山地方鉄道で約1時間。宇奈月もそろそろ紅葉が見頃か。まあ、温泉街としてはかなり小規模の方で、朝7時8時ということもあってほとんど人もおらず。駅前は熱湯温泉…

 会場となる富山県総合運動公園陸上競技場での試合としては、1996年のナビスコカップ横浜マリノス戦以来。普段はJFLカターレ富山のホーム会場として使われており、ゴール裏とバックスタンドの1階席が芝生となっている珍しい構造。久々の芝生席での応援。傾斜地での飛び跳ねは、足に変な負担がかかるのでちょっと辛いのです…
 さて、富山はご存知柳沢と西野の出身地。富山2トップがスタメンの今日、故郷に錦を飾ることが出来るか。対する柏レイソル。意外や意外、自分が柏とのゲームを見るのはかなり久しぶり。少なくともこのHPを始めてからは初。J'sGOALで紹介されているネタ応援、わざわざ音響設備まで持ち込んでの徹底っぷりはさすが。正に応援を楽しんでいるといった感じか。このあたりは見習っていかないと。とはいえ、サポ割合は京都(というか富山の柳沢ファン)が圧倒的。


 13:00 KICK OFF。富山コンビを中心に攻めたいサンガだが、なかなか前線にボールを運べない。期待の柳沢もほとんどシュートを打つことが出来ず。
 スコアレスの後半。開始から田原が投入されるが、後に「誤算」と加藤監督が語ったように動きが悪く、25分でフェルナンジーニョとの交代。貴重な交代枠を一つ無駄にしてしまい、終盤足がつってしまった渡邉大剛を交代させることが出来なかった。それでも、久々出場となったフェルナンジーニョが入ってからは、ようやく動きが活性化。今日はキレのある動きを見せる林が何度と無くチャンスを迎えるが、得点は奪えず。直接FKで与えてしまった失点が決勝点となり、0-1で試合終了。元旦国立を目指す戦いは、富山の地で潰えてしまった。


 天皇杯だったが、久々のアウェイでの戦い。ゴール裏約100人程度の遠征サポだったが、どうしても固まって応援することが出来ないのは京都人の特性か。コールリーダーが「集まって応援しましょう」といっても、最初に陣取った自分の持ち場を離れることはない。これは西京極でも見られる姿だが、人数が多いホームならまだしも、少ないアウェイだからこそ固まって応援する必要はあるだろう。まだまだサンガの応援も発展途上。柏応援団を見てあらためて思った次第。


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