Last Modified 20081128 |
三連休の京都はすっかり紅葉。阪急の車内からラッシュ状態で西京極に到着すると、これまた来たゴール裏が見事に紅葉。今日の対戦相手、名古屋グランパスは優勝争いの真っ只中。近場のアウェイということもあり、また応援バスも多数出ていることもあって、アウェイゴール裏はほぼ満席。しかし、この時期の京都にバスでツアーを組むというのは自殺行為だと思うのだが… 我らがサンガはというと、天皇杯は5回戦で敗退してしまったが、先々週のリーグ戦では横浜F・マリノスに3-1と久々の勝利。特に柳沢の同点ゴールはFKリスタートから「急にボールを置いて」決めたナイスゴール。ここで残留もほぼ確定化と思いきや、他の下位チームも揃って勝ち点を積み上げたため、残留は先送り。今日の試合は、13:00開始ゲームは優勝争い、16:00開始ゲームは残留争いの直接対決と憎いほど素晴らしい日程が組まれている。西京極は13:00から。優勝争いを混沌とさせるためにも、それ以上に自らの残留を確定させるためにも、欲しいのは勝ち点3。 13:04KICK OFF。試合の入り方は気をつけないといけないが、マリノス戦に続き今日もやられてしまう。CKからヨンセンは押さえたものの、ファーサイドのマギヌンに押し込まれて先制を許し、さらに25分にも2点目を許し、サンガサポ前で屈辱のカニダンス… サンガは中盤、サイド攻撃が全く機能せずにほとんど何も出来ないまま前半を終了。「劇的に何かが変わらなければ」勝てない。つい口に出してしまった。 しかし、それが出来てしまうのも今期のサンガ。中谷を投入、柳沢をトップ下に下げてようやくボールが回るようになる。まずは11分に林のFKからのゴール前の混戦を柳沢が決めてまず1点。22分には林が倒されて得たPKを柳沢。PKは元サンガGK西村に読まれて弾かれるも、きっちり詰めて2点目。20分以上を残して同点に追いつき、押せ押せのサンガ。前節も先制しながらレイソルに逆転負けを喰らったグランパス。これはひょっとすることがあるか? だが、ドラマはロスタイムに待っていた。いや、悲劇と言うべきか。接触プレイで流血した水谷の治療で時計が止まり、さらにGK西村の中谷への危険なタックルでさらに時計は止まる。不運なことに中谷は左肋軟骨骨折で全治3ヶ月、PKも取って貰えず。ここで提示されたロスタイム7分。そのロスタイムも5分が過ぎたところ。グランパス右サイドからのクロスを増嶋とヨンセンが競ってクリア。ところが無常にも響く笛。まさかのPK。抗議も認められずここで2-3。崩れる増嶋…まさかの判定で大事な勝ち点1を落としてしまった… 優勝戦線生き残りに沸くアウェイゴール裏。対照的なホームゴール裏は、引き上げる審判団にブーイングを飛ばすしか出来なかった… それでも、後半の粘りは十分にサポーターを惹き付ける内容だった。悔やまれるは前半の不出来… 泣いても笑っても、残り2試合。あと1勝。これで残留はほぼ確実。今日の悔しさをぶつけるのは、大宮だ。これは行かずにはいられない! |