向回路

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20090429

2009/04/25(Sat) J.LEAGUE DIVISION1 第7節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 2-3(前半0-1) ジュビロ磐田
<得点>
(京都)水本裕貴、豊田陽平
(磐田)前田遼一、イグノ、ジウシーニョ

 3勝3敗、ホーム全勝アウェイ全敗。この成績云々は置いておいて、ホームのサポーターに勝利を確実に届けてくれているのは間違いない。今日の相手はジュビロ。対戦成績が悪すぎるのも置いておいて、ホーム4連勝を確実に掴み取って欲しい。
 そんな空気に水を差すように、朝から雨の日本列島。高速バスで大阪に着いた時もまだ雨は降り続き、西京極入りした開始2時間前になって、ようやく小康状態。しかし、今日はKBSとNHKBSでで生中継。案の定観客動員に大きく響き、今期最低の6,851人、2008年の最低入場者にも届かなかった。そんな西京極。スタンドがむき出しになっているせいか?応援のコールが良く反響する。まあ観客が少ないのは困ったもんだが、こういう状況で声を出すのも悪くない。
 対するジュビロ。開幕ではモンテディオに2-6で大敗するなど絶不調だったが、前節から加入した韓国代表イグノの大活躍で今季初勝利。だがそこは、サンガの韓国代表李正秀が止めてくれるはず。


 19:04 KICK OFF。開始早々、CKから林のオーバーヘッド、GK川口パンチングで幕を開ける…が、どうも中盤でボールが収まらないサンガ。中盤でボールを持たれ、後手後手になってサイドを突破され…が続き、17分にはスローインからイグノに右サイドを3人ぶち抜かれ、中央に折り返したボールを前田に決められて0-1。
 後半12分、それまで何も出来なかったサンガだが、ディエゴのCKから水本ヘッド一発!セットプレイとゆりかごダンスで追いついて1-1。するとこれまでが嘘のように攻め出すサンガ。4分後には、中央ディエゴから左サイドの林へ、フルスピードの林から放たれたクロスを押し込んだのは豊田!期待のストライカーが、開幕から7節目にしてようやく初ゴール!2-1逆転!ところが前がかりになったところを突いてきたのはジュビロ。3分後に追いつかれ、28分に逆転。これだけじゃなく、ポスト直撃のシュートが2発。完全にジュビロの流れになってしまった。ディエゴのFKは川口のファインセーブ、ルーキー金成勇、中村充孝が出場するも、2-3で試合終了。内容は乏しいながら、一度は逆転しただけに、実に悔しいホーム初黒星になってしまった。


 4分間での2得点、逆転。確実に西京極は盛り上がった。そして盛り上がりすぎたのかもしれない。応援の選曲に口出しできる立場でも無いし、選曲が果たして選手にどれだけの影響を与えるのか分からない。それでも、あのタイミングでブラジルを歌ったことで、スタジアム全体が浮ついてしまった。そして失点。これが初めてならまだ分かるが、何度見たことか…
 まあ気を取り直して次へ。GWはホームで2連戦。初黒星は喫してしまったが、まだまだ相性の良い西京極で上位進出を!


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