向回路

Last Modified
20090504

2009/05/02(Sat) J.LEAGUE DIVISION1 第9節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-1(前半0-1) 名古屋グランパス
<得点>
(名古屋)ダヴィ

 いよいよ始まった2009ゴールデンウイーク!
 例年、ゴールデンウイークでのホームゲームは1試合がほとんどだったが、今年はなんと2試合。それも昭和の日(旧みどりの日)と連休にそれぞれあるのではなく、連休中に中2日で2試合! 日程的にたて込んでいる中、移動が少なくて済むのはチームにとっても有り難く、またサポーター的にもこの人が多くて高速ETC1,000円でダダ混みの中、アウェイ遠征をしなくていいのは非常に有り難い!まあ、ライトサポ的な「せっかくの連休なので遠出をしたい、サンガは2試合もあるし、どっちかに行ければいいや」というパターンになってもらっては、観客動員的に非常に困るのだが…
 今日は、京都市交通局のトラフィカ京カード、サンガバージョンの発売日。早速総合案内所でゲット。柄はイヤーブックでも使われている「柳沢、佐藤、渡邉、水本、ディエゴ」の5ショット。これまでサンガが他社とコラボして出したカードは非常に少ない。出来ればこれからも継続的に出して欲しいなあ。

 今日の対戦相手は、名古屋グランパス。去年のホーム最終戦では、後半終了間際のPKで敗戦という苦い経験は記憶に新しいところ。そのPKを与えてしまった増嶋、ここのところ怪我でベンチから離れていたが、満を持してスタメン復帰。前節の負傷退場から復帰したGK水谷と共に、崩壊しつつある守備陣を立て直して欲しい。そしてもう一人スタメンに復帰したのはパウリーニョ。同じく元気が全く感じられない攻撃陣に渇を入れるためにも、開始から走り回って欲しい…


 16:04 KICK OFF。前半、相変わらずペースを握れないサンガ、グランパスのPKと思われたシーンはノーファール判定で事無きを得るが、どうもリズムに乗れない。とはいえ、ゴール前のチャンスの数が多かったのはサンガ。カウンターから林、パウリーニョを中心にシュートを放つが、林、パウリのシュートは枠外、大剛のミドルはGK正面。そして41分、サンガゴール前左サイドで染谷が簡単に振り切られ、中央で待っていたのはドフリーのダヴィ。難なく頭で決められて0-1。
 後半、逆転を狙いたいサンガ…だが、せっかくこぼれ球を拾う、インターセプトをしても、その次がことごとく繋がらない。パスの出してが悪いのか、受け手がパスを貰いに走っていないのか、連携という文字はどこへ行ってしまったのか? 金成勇、中谷、加藤弘堅が出て来てからはなんとか前線でボールが収まるようになってきたが、走っているのはこの3選手+数名くらい。これでは逆転はおろか1点も遠く、そのまま0-1で試合終了。順位も16位と一気に降格圏まで落ちてしまった…


 何も出来なかった浦和戦や、完全に力負けした川崎戦と比べ、まだ選手たちの気持ちは感じることが出来たが、どうにもそれを支える運動量、連携といった基本的なところが欠けているような気がする。どうやって攻めるのか、という形がこの時期でほとんど見えてこないのは非常にまずいと思うが…
 その中でも光っていたのは、途中出場の3選手。スタメンがほぼ固定化されている中でもモチベーションを保ち、チャンスが回って来たら全力を尽くす。これからも連戦が続き、戦い方を帰るのは難しいだろう。だからこそ、この状態を変えてくれるであろう選手に期待…せざるを得ない。


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