向回路

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20091002

2009/09/26(Sat) J.LEAGUE DIVISION1 第27節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 1-3(前半0-2) 大宮アルディージャ
<得点>
(京都) 柳沢敦
(大宮) 石原直樹、藤本主税、ラファエル

 前節アウェイのジュビロ戦で0-3の完敗、J1通算100勝を西京極に持ち越したサンガ。やっぱり100勝達成するならホームの方がいいか。記念すべき試合を万全の準備でサポート…したかったのだが、そのジュビロ戦で持って帰ってしまった急性扁桃腺炎。明らかに声の出しすぎ。症状としては、咳が出るのは当然として、物を飲み込もうとすると喉が痛い、急に頭痛が襲ってくる、もちろん大きな声を出すと咳き込んで喉も痛む…と、完全にサッカー応援にはアウトな状態。でも簡単に欠席できるくらいだったらサンガサポやってないわな!というわけで、声出しは普段比10%程しか出来ないが、それ以外の手拍子や飛び跳ねでチームを鼓舞したつもりだったのだが、果たして。


 18:04KICK OFF。前節出場停止の水本も戻り、DFラインはメンバーが揃った。しかし、同じく前節で下顎骨骨折となってしまった佐藤勇人は欠場。勇人のポジションには安藤が入り、右には今季初スタメンの中山、左には角田が入った。特にこれまで出番の無かった中山の奮起に期待したいところだがしかし、蓋を開けてみれば中盤でプレッシャーがほとんどかけられず、セカンドボールを拾うことが出来ない。そこから右サイドを崩され、同じような形で12分、19分と連続失点。簡単に振り切られた増嶋もだが、最後に押さえるべき李正秀も今日は絶不調。堅守・京都はどこへ行ってしまったのか。
 前半から下がり気味だったディエゴが気になっていたが、後半開始時の2TOPはなんと柳沢と角田。ディエゴを自由にさせる戦術だと言うのは分かっているが、それにしてもこの試合のディエゴは下がりすぎ。ディエゴがDFラインまでボールを取りに行き、奪いはするもののそこからのパスがカットされて逆にピンチになる。ちょっとこのままでは…29分はようやくCKから久々のゴール、柳沢のヘッドで1点を返すが、時すでに遅し。9分のラファエル3点目を含めて、2試合連続での3失点。中盤と守備の崩壊、そして得点の気配が感じられない。100勝だ何だと言ってる場合ではない…


 J1リーグも残り7試合。今節の結果勝ち点35で11位のサンガ。降格圏の15位とは勝ち点差8があるが、今の状態では不安が残る。次節は警告累積でディエゴが出場停止となる。今期初めてディエゴを欠く関西ダービーヴィッセル戦。これまでのサンガの得点ほとんどに絡んできたディエゴ抜きは不安要素ではあるが、“下がりすぎ”ディエゴ抜きの戦術はどうなるのか。もしかすると、大化けするかも?それに期待を込めて、来週はホムスタへ!


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