向回路

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20091116

2009/11/03(Sun) J.LEAGUE DIVISION1 第31節 (万博記念競技場)
ガンバ大阪 4-1(前半1-0) 京都サンガF.C.
<得点>
(G大阪)ペドロ ジュニオール×2、橋本英郎、ルーカス
(京都)柳沢敦

 今年前半戦は、2-1で勝利しているガンバ戦。しかし、ここ万博での試合となるとまた別の意味が出てくる。言うまでも無い。2003年、2006年と2回連続雨の万博でJ2降格の憂き目に会っているサンガ。もう二度とJ2降格はしない、という決意を新たにするためにも、今日この万博で勝ち、J1残留を確定させ、なおかつJ1通算100勝というメモリアルデーにして欲しい。のだが…
 京都から最も近いアウェイ、万博。当然アウェイゴール裏はサンガサポでびっしり。だが、バックスタンドよりはガンバ側のゴール裏に割り当てられており(サンガで言うホームB席)、近場のチームが来るんだからそこもサンガに開けて欲しかった気がする。まあゴール裏チケットは完売してなかったのですが…

 今日は佐藤勇人、安藤の怪我人二人の復帰戦。勇人はスタメン、安藤はベンチ、さらにU-17W杯で2ゴールの宮吉もベンチと、久々に明るい話題が揃ってきた。


 すっかりと日が落ちた18:33KICK OFF。まずチャンスを掴んだのはサンガ。増嶋の浮き球を中山が落としたところに今日スタメン復帰の佐藤勇人がシュートを放つが、ゴール僅か左。この時点ではまだ可能性は感じられたが、徐々に手も足も出なくなってしまう。特に中盤で遠藤を明神を捕まえることが出来ず、好き放題にパスをつながれてしまう。ここをシジクレイにケアさせるのは少々酷だったか。ゴール裏から見ていると、針の穴を通すかのような遠藤のパスがことごとく決まってしまう。34分、その遠藤からのパスを受けて、ルーカスとワンツーで抜けたペドロジュニオールに決められて0-1。この場面でペドロのマークについていた中谷が膝の負傷、交代カードを一つ使ってしまったのも痛かった(中谷は右ひざ前十字靭帯損傷で全治未定とか…)。
 後半はミスから2失点。57分、中央でシジクレイのパスがカットされてカウンターを浴び、またもペドロジュニオールに決められて0-2。61分は右サイドのミスから最後は橋本。72分には、ディフェンスの要、李正秀と水本が遠藤に軽くあしらわれてしまい、ルーカスの豪快シュートを浴びて0-4。ロスタイムも3分が過ぎた最後のCKで、水本が落としたボールを柳沢が押し込んで意地の1点を返したが、直後にタイムアップ。1-4の大敗となってしまい、またもやJ1通算100勝はお預けになってしまった。


 ガンバは強かった。それは承知の上で、勝つための準備をするのが監督の役目だろう。申し訳ないが、今日の試合では加藤久監督が何をしたいのか全く伝わってこなかった。リーグ終盤の段階で、このような試合をしているようでは…正直厳しい。
 次節は鹿島アントラーズ戦。優勝争いをしているチームだということは承知の上で、それでもいい加減100勝を決めて欲しい。さらに、今日のゴールで柳沢のJ通算得点が98点になった。柳沢の2ゴールで勝利を収め、J1通算100勝&柳沢J通算100得点のダブル達成。もうこれしかない。これしかないんだ…



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