向回路

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20091103

2009/11/21(Sat) J.LEAGUE DIVISION1 第32節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-1(前半0-1) 鹿島アントラーズ
<得点>
(鹿島)野沢拓也

 気が付けば6試合勝ち無し。ホーム西京極では、8月の山形戦以来勝ちが無い。今期前半戦の“ホームで負けないサンガ”はどこへ行ってしまったのだろうか…
 ホームゲームも残すところあと2試合。まだJ1残留を決めることは出来ないが、2010シーズンへの準備は着々と進んでいるようで、しつこいくらいのファンクラブ更新のお知らせに加えて、今日から2010カレンダーが発売開始。今回は壁掛けと卓上の2種類が発売ということで、とりあえず両方購入。グッズ購入にファンクラブ割引が効くようになったのは、何気に大きいと思う。この来年への準備が無駄にならないようにしないと…

 今日の対戦相手は首位浮上がかかる鹿島アントラーズ。例年鹿島は西京極を苦手としており、昨年も7月、祇園祭の裏で2-1でサンガが勝利を収めている。しかし、これらも全てあの暑い夏の話。秋以降の西京極は、特にホームアドバンテージになっていないのが寂しいところ。
 一方サンガは、膝の手術で出遅れていた西野が初ベンチ入り。背番号2、サイドバック西野の出番は果たしてあるのだろうか。もちろん、これまで散々足踏みしてきたJ1通算100勝、そして柳沢J通算100ゴールを、この鹿島戦で決めて欲しいことは当然のこと。


 14:04 KICK OFF。15分、ゴール前で安藤の不用意なバックパスを田代に奪われ、フリーでシュートを打たれるが、これはゴール左。事なきを得るが、簡単なミスからピンチを招く展開は相変わらず。36分、ロングボールを田代が瀬って落としたところを、野沢がエリア外からミドルシュート。これがポストに当たってゴールイン。鹿島に先制を許す。対するサンガも26分、林→柳沢→ディエゴと綺麗な形でつないで林が抜け出すが、シュートは打ち上げてしまう。残念ながら今日サンガの決定機はこれのみ。
 後半、追い上げにかかりたいサンガだが、如何せん攻撃がお粗末。右サイドバックの増嶋は、サイドチェンジか質の悪いアーリークロスのみで、全くといっていいほどフィニッシュに繋がらない。左サイドバックの李正秀は、ドリブルで上がってくるのはいいが、ボールを持ちすぎて攻撃のスピードを殺してしまう。中谷不在のディフェンスラインだが、李正秀はセンターバックのままでも良かったのではないか… 守備では鹿島を1失点で押さえ、前節ガンバ戦から幾分かの改善は見られたものの、ゴールが程遠く、0-1で試合終了。7戦勝ち無しで、J2降格ラインの足音が勝ち点差5に迫ってきた…


 渡邉大剛の離脱、色々あっただろうがパウリーニョの退団と、攻撃のピースは完全とはいえない。だがしかし、今いるメンバーでどうやって点を取るのか。次節はホーム最終戦、そして対戦相手が浦和レッズともあって、ほぼ確実に満員の西京極となる。もう無様な戦いは見たくない。サンガのWILLを見せてくれ。まずはそこからだ。


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