向回路

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20100418

2010/04/10(Sat) J.LEAGUE DIVISION1 第6節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-2(前半0-1) 名古屋グランパス
<得点>
(名古屋)田中マルクス闘莉王、ケネディ

 4月に入ってからも不安定な天気がつづいていたが、今日は快晴、暖かい西京極。桜も満開は過ぎたものの、まだまだ見頃。先週は長居でセレッソに桜を咲かせてしまったが、今日こそはホームで勝ち点3、桜満開を迎えたいもの。
 さて、昔は京都の各大学のチアリーディング部が試合前、ハーフタイムを賑わせていた西京極だが、ある時を境に大学チアはほとんど姿を見せなくなった。去年の途中からは“キッズチア”が登場したものの、オトナのチアは見なくなって久しかった。そんな中、今日はバスケットボールBJリーグの京都ハンナリーズのオフィシャルチアダンサーズ、“はんなりん”が来てくれることに。偶然、先週のセレッソ戦の後、サポーター数人で京都府立体育館で予習(まあほぼ強制的に連れて行かれたのだがw)していたので、掴みはOKか。Tボール打ち込みの時は上着を着ていたが、試合前のメインでのステージ、ハーフタイムのゴール裏でのステージでは、華やかな衣装で大いに盛り上げてくれた。こりゃあバスケじゃなくて、はんなりん目当てにBJリーグ観に行く人がいるのも分かるなあ(違うか)。


 13:04 KICK OFF。これまでボランチ起用されていたチアゴだが、今日は右サイドバックでの先発。前所属チームではこの位置でプレイしており、練習での成果も見た上での起用だろう。ロングフィード、長いサイドチェンジなど、精度の高いボールを供給してくれるという長所はあるが、それ以上に肝心なところでの連携ミス、ポカをやらかしてしまい、今期サンガの失点のほとんどにチエゴが絡んでしまっている。今日もご多分に漏れず、8分の名古屋CKで闘莉王のマークを完全に外してしまい、フリーでヘディングシュート。今日も追いかける展開になってしまう。しかし全く攻め手が無かったわけではなく、中山が右サイドを突破、中央柳沢がスルーしたクロスを裏に走りこんだ森下がフリーでシュートを放つなど、得点の感触はある。
 後半、ついにチエゴに替えて増嶋を投入。積極的に攻めに出る増嶋が作り出したチャンスから中山がシュート、だがこれはポストに嫌われてしまう。しかし、攻めに出た後のカウンターからの失点が多い今年のサンガ。GK楢崎のゴールキックからケネディ→マギヌン→ケネディと繋がれてあっさり2失点目。内容は悪くないものの、ゴールには繋がらず、0-2での完敗。強い相手に軽くいなされた、といった感じだろうか。


 セットプレイでの失点、カウンターからの失点。どうも今年はこの2点が未だに改善されていない。加藤監督曰く「エアーポケットに入ったような」失点ということだが、いつまでたってもエアーポケットに入る、つまり試合に集中し切れていない、連携が完成されていないのはいかがだろう。まあチエゴ一人の責任にするのもどうかとは思うが、もう少し内容的に進化があってもいいような気もするが。


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