向回路

Last Modified
20100515

2010/05/01(Sat) J.LEAGUE DIVISION1 第9節 (NACK5スタジアム大宮)
大宮アルディージャ 2-1(前半1-1) 京都サンガF.C.
<得点>
(大宮)石原直樹×2
(京都)郭泰輝

 ヤマハの劇的勝利から早1ヶ月。気が付けば4月を1分3敗と勝ち星無しで終えてしまったサンガ。巻き返しのGWとなるか。連休初戦はアウェイ大宮戦。
 今日5月1日はメーデー。我が社の組合も例に漏れずメーデー参加ということで動員がかかり、朝は大阪城公園へ(何やら7万人ほど来ていたらしい)。終了後に職場の仲間で何かあったらしい(後から知った)が、それには目もくれず、小走りで新大阪から新幹線の人となる。到着した東京駅の八重洲地下街では、「2010 Jリーグ写真展 〜男を競え〜」が開催されており、J1各クラブの主力選手の等身大パネルに、試合写真が展示されていた。等身大パネルのサンガ代表は、当然柳沢敦。写真は、FC東京戦での柳沢と長友のマッチアップ。後姿だったが、水本と鹿島中田浩二の写真もあり。サンガ選手の写真は少なかったが、こうしてクローズアップされるのも、J1だから。今の順位は15位。来年もJ1にい続けられるように…
 上野から高崎線に乗り継ぎ、一路大宮へ。大宮遠征は、2年前の2008年以来。あの試合は、林のゴールで1-1のドローだったが、その年のJ1残留が確定した思い出深い試合だった。その時と同じく、まず向かったのは鉄道博物館。今回は大学の後輩でレッズサポのM氏が同行。目的だった0系新幹線先頭車両も、きちんと専用コーナーが作られて展示してあった。M氏は鉄道博物館もNACK5も初めてということで、鉄道&サッカートークをしながらスタジアムまで歩くこと約20分。広い大宮公園を横切ってスタジアム到着は、17:15頃。
 今日は「スタジアムグルメを食べつくせ!」イベントが開催。普段封鎖されている通路が全開放、メイン・各ゴール裏のスタメシ屋すべてを巡回することが出来るようになっている。まあこのおかげで、ゴール裏のチケットでバックスタンドに着席できたりしてしまうのだが。20分かけてスタメシを物色。さんざん迷った挙句、自分はメインスタンドのアルディカレーと、ホームゴール裏のプレッツェルを、M氏はアウェイゴール裏のチキン&カレー。いやいや、西京極も頑張っているとはいえ、グルメでは完敗だねえ。さあ、アウェイグルメを食べて、いざ試合。


 19:00 KICK OFF。あえて意識しないようにはしたいが、大宮は監督交代劇があった直後の試合。これまでのサンガの歴史を振り返ってみても、対戦相手の監督交代劇直後に当たることが多く、その多くで勝ち星をプレゼントしてしまっている。このタイミングで監督を変えた大宮、まさに「京都に勝つため」の交代劇なのだろうか。この嫌なジンクスもいい加減破って欲しい…のだが、開始11分に早くも先制ゴールを献上。クロスボールを受けた大宮FW石原が、今季初スタメン染谷のマークを完全に交わして先制。石原の動きも良かったのだが、染谷が完全に逆を突かれてマークを外してしまったのは、明らかにまずい。しかし、その後は攻勢に出るサンガ。前半だけで8本のシュートを打ち、39分にはディエゴのクロスを郭泰輝のヘディングシュート。J初ゴールで同点に追いついて前半終了。
 しかし、後半がまずかった。4分にまたもや石原のダイレクトシュートを決められて勝ち越しを許すと、完全に守りに入った大宮。サンガはボールを持つことは出来るが、肝心のフィニッシュまでいたることが出来ず、途中出場となった柳沢のシュート1本しか放てない始末。結局1-2のまま試合終了。またしても「監督交代ドーピング」にしてやられた訳だが、それ以上に今のサンガは危機的状況…


 今日のサンガスタメン2TOPは、宮吉とディエゴ、そして右サイドハーフにはJ初スタメンのドゥトラ。柳沢はベンチスタートで奮起を期待したが、ワンチャンスのみ。ドゥトラはセレッソ戦で見せた低パフォーマンスとはうって変わり、前半に多くのチャンスを作っていたが、如何せん一人で突破しようと言う意識が強く、ドリブルで突っ込むのワンパターン。もっと周りを使えるようになってくれると、さらに期待できるような気がする。が、今日の試合全般での収穫はほぼゼロ。いつも思うことだが、順位が近い相手から結果を出すことが出来ないと、本当に厳しくなってくる…


 後から写真で気づいたが、試合開始時の両チームGKのユニフォームの色が共に黄色。前半はそのままのプレイだったが、注意が入ったのだろう。後半から大宮GKユニが水色になっていた。普通試合前に確認しておくべきことだろうが、珍しい試合になったようだ。


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