向回路

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20101004

2010/09/25(Sat) J.LEAGUE DIVISION1 第24節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-1(前半0-1) ジュビロ磐田
<得点>
(磐田)前田遼一

 前節アウェイでのアルビレックス新潟戦。前半に郭泰輝のゴールで先制、後半柳沢を投入して一気に仕掛けるところまでは完璧な試合運びだったサンガ。だがその直後、ゴール前での郭泰輝スーパークリアがまさかのハンド判定で一発退場。PKで同点に追いつかれるがGK守田の攻守もあり、1-1でドローとなった。 1週間空けての今日、西京極でのジュビロ磐田戦。前節退場処分の郭泰輝と、累積警告の森下の2名が出場停止。DFの主力を欠いての試合だが、久々出場の増嶋と中谷、ここで一発奮起となるか…

 ようやくJ初勝利を挙げた秋田監督。これを記念しての「闘魂フェイスタオル」が今日から限定発売。限定100枚らしいが、フレンズスクエアにもゴール裏グッズショップにも山積み。それなりの量を作っていたのか、それとも… 「Keep On Hard Spirits」とは秋田監督の大事にしている言葉。ピッチ上の選手を鼓舞する姿と共にタオルにプリントされているが、Hard Spirits、まだまだサンガには足りないんじゃないか。サンガのSpiritsを、勝利と言う形で見せて欲しい。


 18:04 KICK OFF。ここ2試合とも先制ゴールを挙げているサンガだが、今日は出だしからつまづく。磐田西のクロスボールをゴール前でクリアしようとした渡邉大剛だが、そのボールがふわりと浮いてしまい、磐田前田の目の前に。落ち着いて決められて早々に1点のビハインドとなる。磐田のシュートは、このゴールを含めて膳後半合わせて4本のみ。だがサンガが攻め続けていたかというと、それは否。磐田のパス回しに翻弄され、なんとか放ったシュート7本も、そのほとんどが枠の外。後半中谷に変えて中村充孝を投入するも、選手交代はこの1名のみ。確かに今日はドゥトラが最後まで攻撃に絡んでいたが、電池が切れかけていたのは明らか。追いかける展開でベンチの選手、特に柳沢・西野をなぜ投入しなかったのか。コンディションが悪かったのか、なら最初からベンチに入れるなという話になる… 結局試合頭の1点が重くのしかかり、0-1での敗戦。しかしそれ以上に、点を取りにいく姿勢が、選手・ベンチから全く感じることが出来なかったのが非常に残念だった。


 長かった夏も終わり、気が付けば気温もぐっと下がって秋に。J1リーグも残り10試合。よく残り試合数と勝ち点の差が、なんとか頑張って詰めることの出来る数字だという。15位の神戸とは勝ち点差8。秋を通り越して「冬」の足音がいよいよ近づいてきた。


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