向回路

Last Modified
20101011

2010/10/02(Sat) J.LEAGUE DIVISION1 第25節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-3(前半0-1) サンフレッチェ広島
<得点>
(広島)槙野智章、李忠成×2

 「笑う門には勝ち来る!!」
 今日のスタジアムイベントの目玉は、吉本から藤崎マーケットとガリガリガリクソンが登場。試合前のフレンズスクエアとハーフタイムにトークショー開催! サンガにしては珍しいタレント企画。様子見にフレンズスクエアに足を運んでみると、ステージ前にはそこそこの人だかり。そこに登場した3人が爆笑のトークを繰り広げる!…とはいかなかったのは残念。「僕らサッカーより野球なんですよね」とか、ちょっとズレてます。「何か質問ある人!」シーン… まあ京都のお客さんは笑いに厳しいということで。サッカーと関連があったのは、ガリガリガリクソンのW杯をアウェーカメルーンで観戦したテレビ企画の裏話を披露できたくらいですかね。しかし何故この3人だったのか。特に京都と絡みも無いだろうに。


 そんなイベントに浮かれてる場合でもないのが今のサンガ。出場停止から郭泰輝と森下が復帰し、ベストメンバー。対するは、水曜日にナビスコカップ準決勝を戦っているサンフレッチェ広島。中2日の相手を圧倒するだけの運動量で、勝利…いやまずは得点を。


 13:04 KICK OFF。そんな試合前の淡い期待を完全に吹き飛ばしてくれた広島。12分に水本が与えてしまったFKを、槙野に決められて先制を許す。サッカー番組でもすっかり有名になった広島のゴールパフォーマンス、しかもサンガゴール裏のまん前で槙野自身にこれをやられるのは… 当然大ブーイング。こんなパフォーマンスはホームだけにして欲しい。
 後半はさらに畳み掛けられる。51分、58分の失点共に、自陣からのロングボールに全く触れることが出来ないままゴールを許したもの。サンガディフェンスもここまで脆いものか。残念ながらプロ対アマチュアの試合を見ているような感じだった。スコアは0-3だったが、試合内容はそれ以上に大きな差があった。これがサンガの実力なのか…


 さすがに我慢ならず、試合後のゴール裏では、浦和戦に引き続き2回目のサポーター居座り。強化部細川浩三氏を呼び出して約1時間の話し合いがあったが、この場で何か結論が出るはずも無く、サポーターの「想い」をぶつけるしか出来なかった(その間、広島サポの「BAD BOYS」弾幕が出したままにされていたのは非常に腹が立ったが)。
 この状況を、プロクラブとしてどう受け止めるのか。来週の天皇杯、そして次のリーグ戦。まずはプロの試合を見せて欲しい。そこまでレベルが下がってしまったのか…


Copyright © 2004- k-ism All Rights Reserved.
inserted by FC2 system