Last Modified 20110123 |
舞台を長居スタジアムへ移しての準決勝。KICK OFF1時間前の10時に開場となり、普段目にすることのないガラガラのスタンドへ。しかし、ここは関西。数は少ないが、力の限りの声出しで後押しし、FC東京を圧倒してやろうじゃないか。 11:00 KICK OFF。圧倒的にボールを支配するのはサンガ。だがユース年代で圧倒的な強さを誇るFC東京。ペナルティエリア付近まで攻めこむことはあっても、なかなかシュートまで繋がらない。ボールを横に、後ろに回すだけの展開に終始した前半。焦れったさだけが募っていく… FC東京に攻めこまれていたわけではなかったのだが、後半にたった一つのパスミスから失点を許し、追う展開のサンガ。そんな中、伊藤君がペナルティエリア内で倒されるが、これがシミュレーションの判定で2枚目警告、退場処分。目の前で繰り広げられたこの退場劇、どう見ても伊藤くんの足に掛かっていたのだが… そのままFC東京に逃げ切られてタイムアップ。笛と共に涙でピッチに崩れ落ちる選手たちからは、J2降格にも涙をながすことすら出来なかったトップの選手たちとは違う、熱いものを感じることが出来た。 >>「小学校4年から京都でプレーしてきた。クラブに対する愛着は強い。 >>ユースでの試合はこれで最後だが、トップでも長く京都でプレーしたい」 とは、来年よりトップ昇格の駒井君。このようなコメントを聞くことが出来るのは本当に嬉しいこと。大鉈が振るわれている2011年のチーム編成。その中で、山田君・伊藤君・下畠君・駒井君の4名がU-18から昇格。宮吉と合わせた5人で、新しいサンガを作っていって欲しいと切に願う。 |