向回路

Last Modified
20110322

2011/03/05(Sat) J.LEAGUE DIVISION2 第1節 (ケーズデンキスタジアム水戸)
水戸ホーリーホック 2-1(前半2-1) 京都サンガF.C.
<得点>
(水戸)加藤広樹、岡本達也
(京都)内藤洋平

 2011 Jリーグ開幕! J2で再スタートのサンガ、開幕戦はアウェイ水戸にて。

   水戸までは常磐線で青春18きっぷの旅。実は今日3月5日は、JR春のダイヤ改正の前弾として、東北新幹線に新型車両E5系「はやぶさ」デビューの日。夜行バスで東京入りした後、大宮→東京“「はやぶさ」1番列車乗り初め”をして来たり。いやはや、東京駅はもの凄い人。丸の内口の記念入場券も2時間待ちの大行列。
 またこの時期は偕楽園の梅まつりが有名。JR常磐線にも(臨)偕楽園駅が下り線にのみ設けられ、観光客の足となっている。試合まで時間があったので、しばし梅園へ。意外と外国の方が多いような。

 さて、水戸ホーリーホックのホームスタジアム、ケーズデンキスタジアム水戸(旧水戸市立競技場)は、2009年秋に改修工事が終わり、これまでの笠松から新たに水戸のホームスタジアムとなったもの。メインスタンドが大型化し、バックスタンドの固定席・大型ビジョンの新設などの改修がなされ、とくにメインスタンドは外見から見てもわかるように近代スタジアムの様相を呈している。
 が、如何せん両ゴール裏は芝生席のまま、さらに傾斜もほとんど無く、ゴール裏に陣取ったサンガサポからは非常に試合を見づらい状態となっていた。かたやホームの水戸サポはバックスタンドに陣取っており、非常に羨ましい…まあホームだから仕方が無いか。

 サンガ開幕スタメンは以下の通り。
  (FW)ドゥトラ、ディエゴ、宮吉
  (MF)内藤、秋本、ウヨン、中山
  (DF)内野、アライール、福村
  (GK)水谷
 怪我で出遅れている森下、充孝、安藤等がメンバーから外れ、GK水谷以外の後ろ6人がサンガ初出場、特に内野、福村、内藤の3人はJデビュー戦。合流間もないアライールも加え、多少の不安要素が。去年までのリアクションサッカーから、大木監督のパスサッカーへ。対してFWの3人と中山は去年からのメンバーだが、攻撃手法も大きく変わった中、どれほどの試合を見せてくれるのか。練習試合の結果を見る限りでは、それはプラスに働いているようだが、果たして。


 今年からモデルチェンジのワコールCW-Xユニフォーム。アウェイ仕様はゴールド×黒。1998年以来の黄色系統のユニフォームに身を包み、サンガボールで17:05 KICK OFF。ショートパス主体に攻撃を組み立てるサンガ。今期初ゴールは、1点を追いかける23分、立命館大学より新加入の内藤のミドルシュートが見事に突き刺さったもの。しかし、水戸の激しいプレスにパスミスから逆にピンチを招いてしまう。9分にはCKからヘッドで合わせられて先制、34分にはまたもやCKの流れから決められて2失点。セットプレイ以外はGK水谷も孤軍奮闘の活躍を見せるが、前線が沈黙。後半もいい所なく1-2で試合終了。開幕戦での黒星は、水戸に対サンガ戦初勝利を献上しただけでなく、これまでキャンプの手応えに大きな疑問マークが付くような結果になってしまった…


 2007シーズン以来、4シーズンぶりのJ2は以前と違いチーム間の力の差が縮まってきているのだろう。特に降格組であるサンガに対しては、どのチームも万全の対策を整えてくるだろう。これまでの対戦成績で優位である、とか言っている場合ではない…
 いや、まだ1/34試合が終わっただけと捉えよう。これをいい教訓として、もう一度再スタートをホーム西京極から!


Copyright © 2004- k-ism All Rights Reserved.
inserted by FC2 system