向回路

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20110507

2011/05/04(Wed) J.LEAGUE DIVISION2 第10節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-0(前半0-0) サガン鳥栖


 GW2戦目は、難敵・鳥栖を迎えてのホームゲーム。

 今シーズンからゴール裏のホーム・アウェイ位置が逆転、もとい元に戻ったことは以前のレポで述べたが、京都・鳥栖の両チームがこの立ち位置で相まみえるのも、1995年以来実に16年ぶり(当時は鳥栖フューチャーズだが)。1995年10月15日 JFL第27節、2万人を越える観衆が見守る中、J昇格2番目の椅子を巡る一戦はPK戦までもつれ込む。GK森下と後にサンガに移籍する松永の戦いは、森下が鳥栖2人目を止め、5-4でサンガの勝利。この勢いのまま、翌節アウェイで福岡ブルックスに延長で勝利を収め、ホーム太陽が丘のブランメル仙台戦でJ昇格を決めたのだった。逆に鳥栖は翌年もJ昇格を逃し、チームが破綻。新チームサガン鳥栖として再出発を余儀なくされたのだった…
 そんなサガン鳥栖とのこれまでの対戦成績は8勝2分6敗と、勝ち越してはいるものの竸っている状態。特に直近の2005・2007シーズンは共に負け越し。くせ者だ…

 前節栃木戦では全くいいところなく敗れたサンガ。連戦の中、ターンオーバーという意味もあるのかもしれないが、前節とスタメンを5人入れ替え。久々スタメン復帰のディエゴ、これまでの悔しさを爆発させる活躍を見せてくれるのか…

 13:04 KICK OFF。開幕から3バックを敷くサンガディフェンス。その前の両ウイング(今日だと加藤弘堅と中村太亮)は積極的に前に出ていくのだが、その後ろのスペースを埋める人がいない。当然、鳥栖にサイドを切り裂かれ…いや元々裂けているところから攻め込まれる展開が続く。なんとか失点は許さずに前半を終えるが、宮吉が競り合いからの着地で負傷、32分に早々と交代してしまう(続報では、左足第5中足骨骨折、全治3ヶ月とのこと…)
 後半はディエゴ・ドゥトラを中心にサンガがペースを引き寄せ、75分には鳥栖DFが2枚目の警告で退場となったこともあり、さらに攻め立てるが逆に守りに入った鳥栖を崩すことが出来ずに時間だけが過ぎていく展開。結局0-0のスコアレスドロー。GWのホームゲームとしてはかなり情けない結果となってしまった。


 前半と比べて後半はまだマシな展開だったが、クロスを上げても中央で待つ人がいない(宮吉負傷交代もあったが)、久保を入れて中央のラインを活性化させるも、そこにパスを出す人がいない、ようやく安藤を入れるも後半ロスタイムでは遅すぎる、と全てが後手後手に回ってしまった印象。次の試合までは中3日。サンガと因縁浅からぬ徳島相手に、それこそ不甲斐ない試合は見せられないぞ…


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