向回路

Last Modified
20110515

2011/05/08(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第11節 (鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)
徳島ヴォルティス 2-1(前半1-0) 京都サンガF.C.
<得点>
(徳島)エリゼウ、西嶋弘之
(京都)久保裕也

 GW3連戦の最終戦は、アウェイ徳島戦。ここまで栃木戦・鳥栖戦と1分1敗。最後くらいは…

 2007年以来久々の対戦となる徳島。これまでの対戦は6勝2分で負けなし。しかし今や両チームとも大きく様変わり。特に徳島には、美濃部監督を筆頭に1上野5登尾7徳重8倉貫15六車25平島、コーチ陣には中河GKコーチ、甲本コーチと9名の元サンガ勢。サンガも2007年当時から残っているのは中山のみ。しかしサポーター的には、過去のサンガと戦っているようで… 今日は倉貫・平島がスタメン、上野・徳重がベンチ。六車はJ2通算100試合出場の式典出席。水谷や中山など、当時一緒にプレイしていた選手同士のプチ同窓会も試合前にあったようで。

 鳴門大塚へは、サポ仲間と車で3時間弱。休日高速1,000円割引も6月には廃止が決まり、気軽に遠征も出来なくなるのだろうか。前回の遠征は2005年、雨の降る中当時J2昇格1年目の徳島相手に5-1で大勝し、翌節のJ1昇格への弾みがついた試合だった。今日は快晴の徳島、スタジアムグルメの徳島ラーメンや肉まんコロッケを頂きつつ、アウェイゴール裏へ向かうとそこには巨大なオーロラビジョンが!2005年は電光掲示板があるのみだったが… アウェイ・京都のメンバー紹介でも選手一人ひとりを紹介してくれるサービスっぷり(さすがに文字だけだったが)うーん、西京極がどんどん追いぬかれていく。
 さて、徳島ヴォルティスのマスコットであるヴォル太くんとティスちゃん。当然二人(二匹?)が会場に来ているのは当然として、何故かそこには我らがパーサくんも!写真撮影に気さくに応じ、ハーフタイムには阿波踊りまで踊りだした!と良く良く見てみると… 眼の形、嘴の長さ(と重さ)、毛並み、尻尾の角度、翼が指に…とコイツは偽物だ!何故か鳴門に来ていたパーサは偽パーサだった(2006年オールスターに来ていたのもコイツだったが)。どういう事情があったのかは分からないが、遠距離運搬用にはこいつが最適だったのか??


 13:05 KICK OFF。京都から後援会バス、サポバス、自家用車とアウェイゴール裏を埋めたサンガサポ、声援では決して徳島に負けていないはず。だが試合は全く別モノ。23分にCKからエリゼウにマークを振り切られて先制を許す。今期の課題であるセットプレイ、ここからまたもや失点を許してしまったサンガ、本当に対策をしているのだろうか…
 1点ビハインドで迎えた後半開始早々、ディエゴのパスを受けた高3久保君、右足から放たれた無回転シュートが徳島ゴールに突き刺さって1-1の同点!しかし徳島のCK、ヘディングシュートは内藤がライン上でクリア、こぼれ球のシュートも森下が間一髪クリアするが、その流れから右サイドを突破され(誰もマークにつかず!)、最後は後ろからのシュートがポストに跳ね返る形でゴールイン、1-2。これが決勝点となり、徳島はホーム3連勝、対サンガ初勝利を献上してしまった。


 前節の鳥栖戦では、両ウイングが上がった後のサイドをケアする人がおらず、最初からサイドが裂けている状態だったが、今日はその反省か加藤弘堅、中村太亮があまり上がる素振りを見せず、攻撃面では前の3人(ディエゴ、久保、ドゥトラ)に任せっきりな感が。その割には2失点目で右サイドをやすやすと突破されてしまうなど、実に中途半端。試合後にブーイングが飛ぶのは当然の話だ。

 1勝1分3敗、順位は17位。サンガはこのまま終わってしまうのか!?


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