向回路

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20110528

2011/05/22(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第13節 (北九州市立本城陸上競技場)
ギラヴァンツ北九州 1-0(前半0-0) 京都サンガF.C.
<得点>
(北九州)レオナルド

 初対戦となるギラヴァンツ北九州戦は、アウェイ本城にて。
 サンガは2004年のアウェイ・アビスパ福岡戦で使用したことがある(黒部のサンガラストゴール試合)が、自身としては初参戦となるスタジアム。いくらチームの調子が悪くても、初スタジアムはテンション上がるね!

 今日は新大阪6時始発、山陽・九州新幹線みずほ601号で出発。雨の降る中九州に上陸したのは8時半。まだ開場までは少し時間があるので、門司港の九州鉄道記念館に寄り道。6年前にも来たことがあるが、当時は記念館横の貨物線が草むらの中に伸びていたが、今は平成筑豊鉄道の門司港レトロ観光線、やまぎんレトロラインとして復活を遂げている。今は時間が無いので、試合後にまた来ることとして門司港を後にする。通常本城までは、折尾駅からのシャトルバスを利用するのが通常ルートたが、スタジアム周辺の地図を見ていると、洞海湾を挟んだ若松地区へ、戸畑から渡船が出ている!ということで、若戸渡船でのアプローチに決定。生憎の雨だが、湾を跨ぐ若戸大橋を見上げながらわずか3分の船旅を終え、若松へ。船着場から徒歩で15分、若松駅からJR筑豊本線(若松線)でスタジアム最寄りの二島駅へ。まあ最寄りと言っても20分ほど歩かねばならず、そりゃシャトルバスルートが公式アクセスになっているのも納得というもの。

 到着したスタジアム、北九州市立本城陸上競技場。雰囲気としては愛媛のニンスタと似ているか。一応バックスタンド、両ゴール裏共に固定席になっているが、収容人数は10,202人と小規模。J1規格を満たしていないこともあり、小倉駅前に新スタジアム構想があるようだが、果たしてどうなるのだろう。電光掲示板の類は一切無く、メンバーはメインスタンド前のボード掲示方式、得点掲示板もハメ込み式と、なかなか味のあるスタジアム。久々に西京極が勝っているスタジアムに来た、といった感じだろうか。スタジアム外の売店では、名物焼きカレーなどスタジアムグルメが軒を連ねていたが、ここはやはり折尾のかしわめし。毎回九州に来るたびに頂くかしわめし、味の染み込んだご飯にたっぷりのかしわ。うーん、いつ食べても美味しい。


 さて。試合はというと、特別書く気力も起こらない。前半こそシュートで終われていたものの、後半安藤の退場で数的不利となり、徐々に北九州に押し込まれる。それでも決して攻撃の手を緩めたわけではなかったが、アディショナルタイムのラストプレイ、完全に足が止まった京都ディフェンス、やすやすと突破されての決勝ゴール…直後にタイムアップの笛が鳴る…


 いくら声を枯らして応援してもこの結果。ここまで来ると何を信じて応援すればいいのか。選手もただお辞儀をするだけにゴール裏に来るくらいなら、何か一言くらい言ってはくれないのだろうか。「次は勝つ!」のただ一言だけでもいいんだから…


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