向回路

Last Modified
20110830

2011/07/10(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第20節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 1-1(前半0-1) 栃木SC
<得点>
(栃木)崔根植
(京都)ドゥトラ

 祇園祭山鉾巡行まであと1週間の京都、相変わらず西日の厳しい西京極。今期からホーム・アウェイ両ゴール裏が逆転したが、新サンガゴール裏は西日の直撃をモロに受ける位置になってしまった。去年まで西日を浴びるアウェイサポーターを笑っていたが、これは想像以上に厳しいコンディション。まあその分秋冬は恩恵を受けるのだろうが。電光掲示板の影は寒かったしね…

 直近3試合は1分2敗と勢いの出ないサンガ。今日は中断開け以降ずっとメンバー入りしていた高3久保がメンバーから外れる。時期的に1学期の期末試験。試験勉強もあるだろうし、これまでの披露も考えて休ませたほうがいいだろう。
 今日の対戦相手、栃木SCとは4月末にアウェイで対戦。前半に奪われた1点を取り返すことが出来ずに0-1で敗戦。現在の栃木は、首位千葉と勝ち点差2の2位。方やサンガは17位に沈んでいる。


 18:04 KICK OFF。先制ゴールは栃木。15分に崔根植のボレーシュートで0-1。しかしサンガも大木監督のハーフタイムコメントで「ゲーム内容は悪くない」とあるように、チャンスは作れているがフィニッシュが弱い。
 後半、まずは同点に追いつきたいが相変わらず暑さで足が止まり始める。中盤でボールが停滞し、無理に攻めてボールを奪われる繰り替えしが続く。しかし終了前10分ほどでようやく前の推進力が出てきだす。そしてアディショナルタイム。中山とのワンツーで抜けだしたドゥトラが倒れてのFK。キッカーはドゥトラ。サンガサポーターの祈りのこもった右足から放たれた弾丸シュートがゴールに突き刺さり、サンガ同点! 前節はアディショナルタイムの決勝点で敗れたが、今日は同点弾。ほんの僅かだが、一歩前進。2位の栃木に1-1のドローで試合を終える。


 ようやく飛び出したドゥトラの今季初ゴール。ディエゴが一時帰国、アライールが怪我で離脱している中、残ったドゥトラへの期待は大きい。一時期と比べるとドリブル突破力にも陰りを見せ、ボールの持ち過ぎで奪われるシーンも目立つが、今日のゴールで勢いに乗ってくれることを期待したい。


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