向回路

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20111030

2011/10/19(Wed) J.LEAGUE DIVISION2 第6節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 4-0(前半2-0) コンサドーレ札幌
<得点>
(京都)工藤浩平、中村充孝×2、久保裕也

 西京極4連戦の最後は、中2日での5連戦2試合目。震災の影響による振替試合もホームでは最後となる平日水曜日。会社を定時に出発して西京極到着は試合開始10分前。ギリギリだが間に合っただけ良かった。何故って今日は…


 19:04 KICK OFF。スタートから猛然と押し込んできたのは札幌。J1昇格争いの実力を発揮し、サンガゴールに襲いかかる。ゴール前の混戦からのシュートは2人目の子供が生まれたばかりの水谷が好セーブを見せるが、跳ね返ったところのシュートはクロスバー。いつ失点してもおかしくない展開だが、体を張った守備と運でゴールは割らせない。20分間は防戦一方だったが、徐々に試合の落ち着きを取り戻す中、38分、宮吉のクロスを今期初スタメンの工藤がダイレクトシュート、移籍後初ゴール! ベイビー誕生の水谷に向かってのゆりかごダンスでサンガ先制。さらに前半アディショナルタイム、左サイドでボールを受けた中村充孝がドリブル突破。札幌DF2人を交わしてシュート! 数少ない決定機を確実にモノにして2-0で前半を終える。
 後半早々の52分、DFの要森下が接触プレイで負傷退場。加藤弘堅がそのポジションを埋めたものの、一抹の不安がよぎる。それを振り払ったのは65分。チョンウヨンのCKがこぼれた所にいたのは久保裕也。今日3回目のゆりかごダンスは、遠いゴールマウスにいる水谷も一緒に、11人全員で。締めくくりは71分、工藤のボールに抜け出した中村充孝、本日2点目で止めを刺す。今期4得点はアウェイの草津戦以来だが、ホームでは何時ぶりだろうか(2007年のアビスパ福岡戦以来)。さらに今日は無失点。連敗を止めて残る連戦に弾みが付く快勝だった。


 試合後ゴール裏のお立ち台は、前半札幌の猛攻を食い止めた立役者、GK水谷「この素晴らしい仲間が4点も取ってくれました!」。ベイビーが勝ち星を呼んでくれたのだろう。
 サポーターとしても、徳島戦の悔しい敗戦から中2日でここまで立てなおしてくれたのは本当に嬉しい。特に4点目の充孝のゴールでは、つい興奮して下の通路まで降りて叫んでしまった。しかし悔しいかな平日開催、このゴールショーを目撃できた人は3,601人。これをきっかけに、次のホームゲームはもっと沢山の人で西京極を埋め尽くしたい。
 残る連戦は、アウェイの大分・湘南戦を挟んで、ホームで再び湘南戦の3試合。エース久保は大分戦を最後にU-18日本代表タイ遠征(AFCU-19選手権2012予選)でチームから離れる。ここに来ての久保不在は痛いが、おそらく代わりに出るであろうドゥトラ、そろそろ覚醒の時じゃないか?


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