向回路

Last Modified
20111209

2011/11/27(Sun) 2011Jユースカップ 第19回Jリーグユース選手権大会 決勝トーナメント準々決勝 (キンチョウスタジアム)
清水エスパルスユース 4-3(前半0-1) 京都サンガF.C.U-18
<得点>
(清水ユース)田村亮介、原川力、齊藤隆成
(京都U-18)影山貴紀、伊東直樹、犬飼智也、加賀美翔

 2回戦の劇的勝利から中3日。準々決勝は長居球技場改めキンチョウスタジアムにて。今日の準々決勝から12月末の決勝まで、会場はこのスタジアムが続く。優勝まであと3つ…

 サンガU-18の試合は11時からの第一試合。相手は清水エスパルスユース。清水ユースにはAFC最優秀ユース選手賞を受賞した石毛も所属している。だがサンガもU-18日本代表、代表候補を抱えている。決して個の能力では引けを取らない。あとはチーム力がモノを言うか。


 11:00 KICK OFF。前半は完全にサンガペース。3分に國領の縦パスに田村が抜けだして早々に先制。その後も原川・國領を中心に中盤を圧倒するサンガだが、肝心な所でミスが目立ち追加点は奪えない。
 後半に入り48分、原川が獲得したPKを自ら決めてサンガ2点リード。準決勝進出が大きく近づいた…がここから清水の反撃、とサンガの自滅が始まってしまった。DFラインのボールをカットされて1点を返されると、11分後にはサイドを破られて同点。さらにその2分後には逆転を許してしまう。サンガもパワープレイで82分になんとか同点に追いつくが、清水に傾いた流れは変えられず、87分に決勝弾を浴びて万事休す。昨年の3位以上の成績を目指したユースカップの戦いは、ベスト8で幕を閉じてしまった。

 見ていて感じたのが、個々の能力は素晴らしい物があるが、チームとしての連携が今ひとつだったような気がする。特に今日はGK杉本とDFラインの意思疎通が今一つで、そこから失点も生まれてしまっているだけに悔やまれる。確かにU-18日本代表などで核となる多くの選手がチームを離れる時期が多く、さらにエース久保がトップ帯同となった点は同情すべきかもしれないが…(その久保は同日行われたアウェイ横浜FC戦で同点ゴール。見事シーズン10ゴールというJ1・J2最年少2桁ゴールを記録している)


 後日、2012シーズンからのトップチームへの昇格選手が発表された。GK杉本、DF高橋、DF國領、MF原川、FW久保、FW三根の計6選手。すでに春からトップ合流している久保を含めて、今期の2種登録選手全員が昇格する形となった。宮吉・駒井・伊藤の活躍もまだ記憶に新しいとことだが、彼らに続く若紫士は現れるのか…?



Copyright © 2004- k-ism All Rights Reserved.
inserted by FC2 system