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W杯最終予選シーズンの2012年ザッケローニジャパンの開幕戦、KIRIN CHALLENGE CUP。国際Aマッチデーではないので海外組は招集できず、国内組はJリーグクラブのキャンプを終えたばかりで疲労感が残る中だが、4日後に控えた3次予選最終戦のウズベキスタン戦を控え、国内組の底上げを図るまたとない機会。 というのが大前提の今日の試合だが、京都サンガ的にビッグニュースが飛び込んできたのは2/17。 「久保裕也、A代表初選出」 それからというもの、連日のスポーツニュース、スポーツ新聞で久保久保の嵐。残念ながら試合前にザッケローニ監督は「若手の招集は去年の活躍に対するご褒美的な意味合い。試合に起用はしない」と早々に明言してしまった。じゃあ呼ぶなよ!と言いたくもなるが、何にせよサンガから久々のA代表選出とあって、嬉しくないといえば嘘になる。代表ユニ…いや、代表ジャージの久保を見るべく、いざ長居スタジアムへ。 代表姿の久保を見るのは、去年夏に静岡で開催されたSBSカップ以来。メンバー紹介でも「FW 背番号25 久保裕也 京都サンガF.C.」とアナウンスされるのも悪くない。まあこの時点でこの試合の一番の目的は達せられたと言っていいだろうか(笑) 日本代表の控え選手がアップするのはホームゴール裏正面。前後半と3番のビブスを付けて来るはずもない出番に備えてアップする久保。僅か4日間の代表合宿だったが、この雰囲気を体感できたことも含めて、大きな経験になったのは間違いないだろう。「まだ代表選手ではない」というザッケローニ監督のメッセージを受け止めて、大きく羽ばたいて欲しい。決して天狗になることなく… 試合は3-1で日本代表の勝利。だが決して好パフォーマンスの試合では無く、アイスランド代表選手のハンドスプリングスローに開場が大盛り上がりになるなど、違和感だけが残ってしまった。決してゴール裏はアイドルのコンサート会場ではないのだが… そしていよいよ3月が始まる。Jリーグの季節だ。 |