向回路

Last Modified
20120322

2012/03/11(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第2節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 2-0(前半0-0) ジェフユナイテッド千葉
<得点>
(京都)中村充孝、原一樹

 出直しの開幕戦、2012西京極オープニングゲームはまさかの京都マラソンと同日開催。午前10時スタートのマラソン選手を追い出した後に急ピッチでJリーグの設営、もちろん1年以上前から決まっていた京都マラソンと同日によく試合をねじ込めたもんだと思う。まあマラソン側もゴールが平安神宮だから、スタートさえしてしまえばどう使おうが後は構わない、ということだろうか。
 午前中は晴れ間も見えた空模様だが、午後になるにつれ怪しくなってくる。西京極に着いた16時前にはポツポツと降りだしてきた。そういえば先週の開幕戦、平塚も寒い雨だった…

 終わった話だが、天皇杯準優勝のサンガ。丸亀→等々力→国立→国立と転戦してきたため、西京極に戻ってきたのは2011年リーグ最終戦以来。天皇杯を見て、サンガに興味を持ってくれた人もいるに違いない。そんな人こそ来て欲しかった今日の開幕戦…だが、日曜のナイトゲームに生憎の空模様が重なり、入場者は8,003人止まり。実に残念…

 今日のサンガスタメン、前節負傷交代で離脱中のバヤリッツァに代わり染谷がディフェンスラインに入る。昨シーズンは2度の脳震盪に祟られた染谷、今年こそフル稼働して欲しい。


 何年ぶりだろうか、今期から西京極選手入場時のBGMがJ.LEAGUE ANTHEMに戻った。このチョイスは歓迎だ。
 門川大作京都市長のキックインセレモニーで17:35 KICK OFF。降り続く冷たい雨と強い風。相変わらずの西京極ウェザーに苦しめられる両選手と両サポーター。前半はスリッピーなピッチもあり、サンガのシュートは4本、対する千葉のシュートは2本。そのうち1本は久保のバー直撃シュート。
 後半に入り試合が動き出す。60分、工藤のスルーパスに抜けだした中村充孝、GKを交わしてゴールへ流し込み、待望の先制ゴール!その後も中村充孝のパスからまたもや久保のバー直撃シュート。代表に選出されてから久保への注目度が増すと同時にマークも厳しくなってきている。今日もバー直撃2本。最初の1発が出れば乗ってくれるのだろうか… 中村充孝、久保に変えてサンガ復帰後初出場の倉貫、移籍初出場の原が途中出場。原は途中交代の役割を十分にこなしており、何度も前線を走ってかき回してくれる。終了間際の90分、その原のシュートから得たCK、チョンウヨンのキックを宮吉が競り勝って中に落とし、待っていた原がダイレクトでゴールに叩きこむ!勝利を確信するゴールで2-0。開幕戦のモヤモヤを払拭する快勝だった。


 「試合後にサポーターと何か一緒にやりたい」これはキックオフフェスタで安藤や水谷が言っていた言葉。それが遂に実現される日がやって来た。1996年にJに上がり、これまでは選手が引き上げた後にサポーターだけでやっていた勝利の行進、オレオレサンガ。これからは選手と一緒に喜びを分かち合うことが出来る!これは良い発案!選手たちも自費でタオルマフラーを購入したらしい。第1回目の今日は少々グダグダで右に行くのか左に行くのかよくわからない状態になってしまったが、来週修正すれば良い。そう。来週も勝って勝利の行進を!



Copyright © 2004- k-ism All Rights Reserved.
inserted by FC2 system