向回路

Last Modified
20120325

2012/03/25(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第5節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 2-1(前半0-0) FC町田ゼルビア
<得点>
(京都)中村充孝、原一樹
(町田)平本一樹

 前節は中2日で臨んだアウェイ鳥取戦。前半での秋本負傷退場が絡んだ失点、博貴退場、試合後の異議でウヨン退場といいところ全くなく敗れたサンガ。昨年と同じく1-2での敗戦、鳥取は鬼門なのか…

 西京極へのアクセスルートとしては、当然阪急西京極駅がファーストチョイス。その次として、五条通りの西京極総合運動公園前停留所。京都駅や四条河原町から市バスや京阪京都交通が結んでいる。三番目の選択肢として売り出し中?なのが、京阪京都交通の川勝寺(せんしょうじ)停留所。京都駅からは桂・亀岡方面へのバスのほとんどが通るルートで、売り出し中の梅小路・京都水族館のある七条大宮も通る…が、殆どの人がその存在に気づいていないため、バスはガラガラ。まあ川勝寺からスタジアムまでの距離は少しあるので、最寄りと言いづらい点もあるが。まあ京阪バスグループもサンガデザインのバスカードを発売するなど、力を入れつつあるようなので、たまに利用するのも良いかもしれない。

 開幕戦の湘南戦から4試合連続雨に祟られているサンガ。今日こそは晴れ…といきたいところだが、午前中から怪しい空模様。午前中は何とか持っていた天気も、午後に入り選手がアップを始めた途端に雨が降り出す。西京極ウェザー、今年も絶好調の模様。
 前節負傷退場の秋本、出場停止の博貴、ウヨンに代わって入るのは、怪我から復帰の福村に、倉貫、駒井。初ベンチのU-18代表原川も控えるなど、フレッシュなメンバー、言い換えれば総力戦で臨む今日の試合。相手はJ2初挑戦の町田ゼルビアだが、現在2連勝中。しかもサンガが完敗した鳥取相手に3-0で勝利を収めている。苦しい試合になりそうだ…


 13:04 KICK OFF。嫌な予感は的中するのか、前半はほぼ町田のワンサイドゲーム。サンガのプレスも2歩3歩遅く、前を向いてボールを受けることができず、シュートも1本に押さえられてしまう。一方町田、生え抜き勝又やJ2 10,000ゴール男・平本を中心にサンガDFを崩しにかかるが、なんとか踏ん張って前半はスコアレス。空模様も雨が止んだかと思えばまた降りだすなど、試合展開同様に不安定。
 後半も町田が押す展開は続くが、空に晴れ間が覗いた時、サンガがワンチャンスをモノにする。64分、左サイドでボールを受けた久保がドリブル突破、中央に持ち込んでのシュートはDFに弾かれるが、そのこぼれ球を中村充孝が押しこんでサンガ先制!今日もノーゴールで途中交代の久保だったが、積極的なシュートの姿勢が先制点を生み出した。しかし天気は落ち着かない。75分に突風が西京極を襲い、バックスタンドとゴール裏のスポンサー看板を吹き飛ばしてしまう。怪我人が出なくて何よりだが、雨も強くなり霰まで降りだす状態に選手、審判までも足を滑らせてサッカーにならない状態。それでも83分には中村充孝のロングパスに宮吉が絶妙のトラップで抜け出し、右サイドに走り込んた駒井へ、最後は中央の原が押し込んで2点リード!89分にCKから平本に合わせられて1点を返されるが、2-1で試合終了。試合内容では完敗だったが、チャンスを確実に決めたサンガが勝ち点3を得ることが出来た。


 秋本・博貴・ウヨンとセンターライン3枚が抜けた中、決して褒められた展開ではなかったが、この乱天の中で勝利を得ることが出来たのは大きい。これでホーム西京極では3連勝。昨シーズンから数えると7連勝。試合後ゴール前で原が「ホームでは勝ち続けます!」おいおい、アウェイも頼むよ!
 次節はホーム福岡戦。だが会場は3年ぶりの鹿児島・鴨池。なかなか行けるチャンスも無いので、初鹿児島遠征、行ってきます!



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