向回路

Last Modified
20120519

2012/05/13(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第14節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 2-1(前半0-0) 徳島ヴォルティス
<得点>
(京都)中村充孝、秋本倫孝
(徳島)ドゥグラス

 前節アウェイ甲府戦を3-0と完勝で帰ってきたサンガ。今日の対戦相手、徳島ヴォルティスには昨年2戦2敗。当時の徳島監督で元サンガ監督、美濃部氏にしてやられたというところか…
 その美濃部氏は徳島を去ったが、今でもサンガと徳島の縁は深い。サンガには元徳島の倉貫、徳島には元サンガの徳重、平島、斉藤、大久保、甲本コーチ、中河GKコーチ。今日の出場は残念ながら徳重のみだが、懐かしい面々…に3度も負ける訳にはいかない。

 今日のサンガ、甲府戦で1ゴールのサヌは軽傷?の為メンバー外。代わって入ったのが、ステップアップリーグセレッソ戦で1ゴールの久保。宮吉と組む2TOPは実に9試合ぶり。そろそろ、ゴールは…?



 16:05KICK OFF。前半は徳島の攻撃をほぼシャットアウト、シュートも0に抑える。特に前々節から復帰したバヤリッツァの存在は大きい。11分のCKで安藤が競り合いで頭から出血。心配されたが無事復帰。一方攻撃陣。普段通りゴール前まで繋いでいくサッカー。その中で要所要所で飛び出すロングボール、スルーパスに工藤、中山、宮吉が抜けだそうかという場面はあったが、シュートまでは至らず。期待の久保も相手プレッシャーから思うようなプレイが出来ない、シュートは打てているがDF正面。30分に工藤のラストパスをフリーで受けるが、シュートは枠外に…
 後半最初のビッグチャンスを得点に繋げたのはサンガ。56分に宮吉が3人を交わしてドリブル突破。中央から左の中山博貴へ繋ぎ、最後は中村充孝が決めてサンガ先制!このゴール、ドリブルで持ち込んで最後はDFを引き付ける動きでシュートを打てる位置にもかかわらず後ろの中村充孝にスルーした宮吉の動きが光っていた。71分にはチョンウヨンのCKに秋本が「ドンッ!」と音が聞こえる程のドンピシャヘッド!ようやくセットプレイから今季初得点で2点リード。ここまで徳島に打たせたシュートは0本。これは安心してタイムアップの笛を聞くことが出来るか、と思ったがそうは行かなかったラスト15分。77分に左サイドをえぐられたクロスにドゥグラスが合わせる。徳島発シュートで1点差に追い上げると、そこからは怒涛の反撃。ドゥグラスの得点からのラスト15分でシュート5本を放ち、サンガは防戦一方。何とか1失点で抑えてタイムアップとなるが、何ともすっきりしない試合だった。


 3連勝だが、甲府戦を除いた栃木戦、そして今日の徳島戦と、“勝ち切った”とは言えない試合が続いている。順位は3位に浮上したが、まだまだだろう。
 次節はアウェイ岡山戦。昨年は6連勝で迎えたカンスタで、終了間際の失点で1-2と敗れている。しかし、ホームでは久保が初ゴールを決めて2-1の勝利。ここは是非とも久保ゴールでカンスタ初勝利を!
 あ、ファジフーズも楽しみですね!



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