向回路

Last Modified
20120603

2012/06/03(Sun) 関西ステップアップリーグ 第6日 (京都サンガF.C.東城陽グラウンド)
京都サンガF.C. 2-1(前半0-1) 関西学生選抜A
<得点>
(京都)長沢駿、駒井善成
(選抜A)柿木亮介

 昨日のリーグ戦は、アウェイ富山で元サンガ・黒部に恩返しゴールを決められて1-1でドロー。連勝は5で止まり、順位も2位に一歩後退。だが次節は首位山形戦。首位へのチャレンジャーとして臨む方がモチベーションは高い。
 先週の北九州戦、警告2回で退場した中山。同一処分2回目ということで、今回は2試合出場停止。つまり来週の山形戦まで出場停止。今日のステップアップリーグにも出場しても来週への調整という訳にはいかないが、他のメンバーを盛り上げ、チームの雰囲気を良い方向へ持って行って欲しい。

 試合開始1時間前の11時から全体練習開始。監督の反省会?の後は、昨日の試合に出場したメンバーは軽くランニング。ステップアップリーグ出場メンバーがアップを開始する反対側では、学生選抜側のミーティング。何やら聞いてみると「知らんもん同士やからこそサッカーの本質が見える…」「今から50分間で互いの名前と特徴を覚えて…」ってぶっつけ本番やったのか!これはますます負ける訳にはいかない…
 その学生選抜には、立命から日高・垣根・武本、大産大から満生と、元サンガU-18、ジュニアユース組がメンバー入り。満生は水戸から大産大に行ってたのか。


 12:00 KICK OFF。“ぶっつけ”の学生選抜相手に圧倒したいサンガだが、どうもちぐはぐ。開始早々三根がGKを交わして無人のゴールに決められず、という決定機を作るが、それ以外は沈黙の攻撃陣。逆にカウンターからクリアボールのこぼれ球を奪われて抜け出される。ゴールインもオフサイドフラッグ…を主審が取り消し!て学生選抜先制。基本敵陣でボールを回し続けるサンガだが、ラストプレイのアイディア不足か。決定的なシュートを打つことが出来ない。中山もアンカーから時にはDFラインまで動きまわり、なかなか攻撃の組立てに顔を出すことが出来ない。
 1点を追う後半。52分に右サイドから突破。原川から中山に繋ぎ、最後は長沢が決めてサンガ同点。後半開始から三根に代わってFWにポジションを上げた駒井も気を吐き、何度もチャンスに顔を出すが、あと一歩という所で決めきれない。逆に右サイドを何度となく狙われてしまう。これは先週の神戸戦と同じ状態。松尾にはもう少し踏ん張って欲しいが… スコアが動かないままアディショナルタイム2分が終わろうとするその時、ファンテソンが奪ったボールを駒井がドリブルで持ち込んでシュート!逆転!そして直後にタイプアップのホイッスル。課題は山積だが、なんとか勝利という結果を出すことが出来た試合だった。


 決勝ゴールを決めた駒井、何度もトライした結果の決勝点。しかし本人は全然嬉しそうじゃなかったのが印象的。当然満足の行く試合内容じゃなかっただろうが…
 試合後のサポーター挨拶もちょっとグダグダに(無理やりバンザイ×5をやらせたこっちにも責任はあるのでw)。学生選抜相手ということもあり、ステップアップリーグとはいえ練習試合の色が濃かったのかもしれないが、ここから何としてもトップに上がるんだ!という強い気持ちを持って試合に望んで欲しい。例え声出しサポーターの人数が少なくても(今日は2人)、トップと同じような雰囲気を作り出すのも我々サポーターの務めだと、個人的には思う。

 ちなみに、試合終了後は安藤、児玉、内藤など、関西の大学出身の選手と学生選抜スタッフのプチ同窓会状態になってました。


【前半開始時メンバー】
    長沢 三根
 駒井 中山 内藤 伊藤
黄大城 酒井 内野 松尾
     児玉

【後半終了時メンバー】
    駒井 長沢
 原川 中山 内藤 國領
黄大城 酒井 内野 松尾
     守田




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