 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
Last Modified 20120619 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Last Modified 20120619 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
J2首位攻防戦。前々節でサンガが首位に立ったが、前節富山相手に引き分けたことで順位を落とし、首位山形、2位サンガとなった。だが追いかける立場の方がモチベーションを高く望めるもの。プラスに捉えて今日の試合に臨もう。 朝から空模様が不安視されたが、なんとか試合前に降ることはなかった。今日は京都銀行スペシャルデー、京銀関係者の大量動員がかかっている上に、応援フラッグプレゼントもある試合。ここで雨に降られると“お客様”の動員が非常に心許なかっただけに、曇り空ではあるが今日の天気には感謝したい。その甲斐もあってか、Sバックはほぼ満席。南サイドのホーム自由席もそこそこ埋まり、今季最多11,642人の入場者数。サンガJ1J2通算ホーム250万人達成の記念試合となった。選手入場時、スタンド一面が紫のフラッグで揺れる風景は壮観。久々に西京極スタンドの風景で感動してしまった。 フレンズスクエアでは、アウェイ山形からも山形県観光PRブースが出張。ミスサクランボにマスコットキャラ“チェリン”も来場。山形名物“山形いも煮”販売もある力の入れよう。自分が着いた時にはいも煮もほぼ終わりかけ。定価500円を量を減らして300円で販売していた。ミスサクランボにチェリンは、試合前の選手撮影でサンガ側に入ってくれるサービスっぷり。 そしてホームタウン宇治市応援デーでもある今日の試合。山形ブースの横には宇治茶ブース。こちらも宇治茶レディーが登場、水出し玉露の振る舞いや茶団子の販売など。 さて今日のサンガスタメン。サヌが復帰するとの情報を聞いていたが、直前の練習でまた負傷とのこと、スタメンにはU-19日本代表南アフリカ遠征から帰ってきたばかりの久保が入る。ここまでノーゴールの久保、代表できっかけを掴んで欲しかったがここでもノーゴール。そろそろ、そろそろだと思うのだが…そして出場停止2試合目の中山の代役は駒井。 14:05 KICK OFF。前半から輝きを放ったのは宮吉。開始早々、久保がワンタッチで出したボールをGKの位置を見て流し込もうとするが、ゴール僅かに右。8分にはチョンウヨンのFKに頭で合わせ、サンガ先制。守っては水谷が1vs1をナイスセーブ、ゴールを割らせないまま前半を終えようかという45分、DFラインで秋本と福村の間に一瞬のエアポケット。奪われたボールを一度は水谷が押さえるが再度押し込まれて失点。1-1で前半を終える。さすがに首位攻防戦、一筋縄ではいかないようだ。 後半に入り、今日こそは初ゴールを狙う久保が立て続けにシュートを放つ。残念ながら今日もノーゴールだが、思い切りの良いシュートは見られるようになってきた。そろそろトンネルの出口が見えるか(と毎試合書いているような気もするが…)。スコアを動かしたのはサンガ。56分、中村充孝のスルーパスに中央で宮吉が抜け出す。直前の同じようなチャンスはオフサイドになってしまったが、今度は完璧な抜け出し。ワンタッチでGKの脇をかすめてゴールイン！今日2ゴールの宮吉は、通算ゴールを6に伸ばし、原と並んでチーム内得点王に。そう、去年の天皇杯でも宮吉は山形相手に0-2からのハットトリック。山形キラーだ。雨が少し強くなってきた72分、久保に代わって長沢を投入。しかしその長沢がうまく機能せず、前線でボールを収めることがなかなか出来ない。すると88分の山形CK、水谷が弾いた所を遠いところからダイレクトボレーを打ち込まれてしまう。前半に続きまたもや終了間際の失点。直後に長沢に代えて原を投入。途中出場男の決定力に賭けて怒涛の攻めを見せるが、シュートチャンスを迎えることはなくタイムアップ。2度勝ち越したが2度追いつかれ、2-2のドロー。勝ち点1を分け合った。 残念な結果だったが、見応えのある試合だった。宮吉が見せつけた決定力、2失点はしたものの何度も決定機を防いだ水谷。福村も前半の失点に絡んでしまった他は安定感のあるプレイぶり。出場停止の中山に負傷のバヤリッツァ、サヌとベストメンバーが揃った時には、2-1から3-1に出来る試合を見せてくれるだろう。 この試合の翌日6月10日、GK守田達弥のカターレ富山への期限付き移籍が発表された。富山のGKが1人負傷したことによるもの。2年前の終盤、秋田体制で出番を掴み、一時は五輪代表候補にも入ったが、ここ最近はベンチ登録からも外れていた。おそらくサブGKとしての扱いになるだろうが、このチャンスを掴み一回り大きくなって、またサンガに帰ってきて欲しい。 | ||