向回路

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20120619

2012/06/17(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第20節 (京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
京都サンガF.C. 0-1(前半0-1) ザスパ草津
<得点>
(草津)遠藤敬佑

 富山戦、山形戦と2試合連続引き分けで臨んだ前節アウェイの愛媛戦。後半立て続けに2失点、宮吉が相手DFに足を引っ掛けられながらも意地のゴールで追い上げて猛攻を見せるが、ラストチャンス原のシュートは枠を捉えられず。この試合で宮吉は負傷、久保も脳震盪で前半交代。サヌもまだ万全ではなく負傷者続出の攻撃陣。さらにチョンウヨンまでもコンディション不良でベンチスタート。バヤリッツァがスタメン復帰も、ベストメンバーには程遠い。スタメン2TOPは原と長沢。そしてベンチにFW登録はゼロのスクランブル体制…
 今日の対戦相手、ザスパ草津には7勝3分といまだ負けなし。今期から金成勇が加入、今日もスタメンに名を連ねている。サンガ相手にモチベーションはかなり高いだろうが、恩返しゴールを決められる訳にはいかない。


 といった今日の試合。日中は所用で横浜に出掛けており、予定通りなら試合開始までには西京極入り出来るスケジュールだったが、予定が1時間押してしまったため、新幹線に飛び乗ったのは17時。京都駅から地下鉄・阪急と乗り換えて西京極に着いたのは試合開始から20分程。さあスタジアムへ、という時に聞こえてきたチャントは、普段キックオフで歌われるもの。これはもしや…嫌な予感がしつつ中へ入ると、案の定草津に先制を許している。おい、駄目じゃないか… 31分に安藤が右サイドを突破、相手DFを交わしてシュートを打つが、これはサイドネット。だが前半のチャンスと言えるチャンスはこれのみ。
 日中は28度まで上がった京都。日が落ちても蒸し暑さは変わらず、風も吹かない西京極は蒸し風呂。そんな中サンガに普段のパスワークが全く見られない。選手間の距離が遠く、ボールの受け手も後ろを向いて受けてしまうため、ボールが前に繋がらない。相手は4試合連続無失点の堅守草津、そもそもシュートが打てない。途中出場の駒井、伊藤が入り、バヤリッツァ怒りのミドルシュートが飛んだ当たりからようやくボールが繋がり出すが、時すでに遅し。草津に対サンガ初白星を献上して2連敗。4試合勝利から遠ざかり、順位も一気に7位まで転落してしまった。


 当然のようにゴール裏からブーイングが飛ぶ。こういう時にサポーターはブーイングすべきか?それとも拍手で選手を支えてやるべきか?答えは人それぞれだが、いずれにせよ試合終了前に帰りだす客が続出していたのには悲しくなった。



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