向回路

Last Modified
20120813

2012/07/08(Sun) J.LEAGUE DIVISION2 第23節 (フクダ電子アリーナ)
ジェフユナイテッド千葉 3-2(前半0-0) 京都サンガF.C.
<得点>
(千葉)大塚翔平、藤田祥史、山口智
(京都)安藤淳、中村充孝

 東京転勤となってから初のサンガの試合は、関東アウェイ、フクアリにて。住む場所が変わったからといって、サンガを応援する気持ちに揺らぎはない!とはいうものの、やはり近い場所で開催してくれるのはありがたい。
 フクアリに行くのは2006年以来。当時はまだ完成間もない時期だったが、あれから6年。最寄りのJR蘇我駅はすっかりジェフ一色。跨線橋やNEWDAYSは黄/緑に、駅員さんはジェフのレプリカ着用とこの徹底っぷり。蘇我駅西口には「JEF UNITED」の文字が踊る。蘇我駅からスタジアムまでは徒歩15分で、歩いて行くには少し遠いと感じる距離。元々工業用地だったこともあり、仕方ない部分もあるが、周辺はホームセンターやパチンコ屋があるくらいでコンビニは無い。今日はすっかり飲み物を買うのを忘れており、自販機でペットボトルを定価で買うはめに…
 夕方の蘇我の街をてくてくと歩き、スタジアム到着。スタジアム外には屋台村が広がっていたが、特徴的なのは同じ店舗で入場前・入場後共に購入が可能なようにしていたこと。店舗で入場エリアを区切り、その両面で営業するという形。たしかにこれなら再入場は必要無い。一つの工夫を見せてもらった。しかしマッチデープログラムが未だに無いのはいかがなものか…

 フクアリを始め、専スタでなかなか勝てないサンガ。しかし昨年のアウェイ千葉線では、久保のゴールで1-0とサンガが勝利を収めている。1ゴールを上げたものの、一向に調子が上がらない久保。昨年と同じスタジアムで復活ゴールを見せてほしいもの。この試合の後はU-19代表遠征が控えている。また、サンガの工藤浩平としては初のフクアリのゲーム。選手紹介では盛大なブーイングで迎えられた。あ、長良川に続き今日もファンテソンが「ファンテヨン」と誤アナウンス…

 試合に先立ち、フェアプレーフラッグが入場。目を引いたのは、両クラブフラッグも同時に入場している所。ジェフのフラッグはまあいいとして、アウェイもわざわざ出させてくれるのは珍しい。
 19:04 KICK OFF。前半こそサンガがボールを回す時間が多く、どちらかと言うと千葉が受ける形。怪我から復帰した宮吉とサヌの2TOP、宮吉はオフサイドにはなるものの早い動き出しで脅威を与えているが、サヌは開始早々の接触プレイが原因か、それから試合からは消えてしまっている。サンガのシュートも4本と少なく、お互いに得点を決めることは出来ずに0-0で折り返す。
 後半、スコアを動かしたのは千葉だが、サンガの散漫なプレイとそれを逃さなかった千葉、とも言えるだろうか。バヤリッツァが中盤でボールを失うと、カウンターから失点。サンガの決定機はその失点の後、宮吉のスルーパスに駒井が抜け出してGKと1vs1。しかし判断に迷ってしまったか、GKを交わし切れずに交錯してしまう。結果的にはこの決定機を逸したのが試合の流を極めてしまったか。ファール後の素早いリスタートから逆サイドに振られてのクロスで2失点目。さらにカウンターから1点を失い3失点。ようやく反撃が始まったのは試合終了まで残り10分、チョンウヨンのCKに安藤がニアで合わせて2点差。さらにアディショナルタイムにGKが弾いたボールを中村充孝がダイレクトボレーで叩きこんで1点差まで追いすがるが、時既に遅し。直後のホイッスルでタイムアップ。今日も勝てず、7試合未勝利が続いている…


 スコアだけ見ると2-3の接戦だが、内容では完敗。特に失点が集中力が切れたところを見事に突かれてしまっただけに、試合後のゴール裏からブーイングが飛ぶのもやむ無し。順位もさらに1つ下げて8位に。だが幸運なことに、上位陣もこけまくっている。まだ首位との勝ち点差は7、これ以上離されてなるものか…


 この試合では、春先に関東転勤になってしまったサポ仲間と再会。当時は「えー、関東??」とか言っていたが、まさか自分も同じ羽目になるとは。再会初戦、勝ちたかったなあ…




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